50歳で枯れた男にならないための「居場所」をつくりました

2021/09/18

男性力アップ術20210910/俺活コミュニティ

50歳を超えて同世代の仲間と会うと、あることに気づく。「イキイキとしている人」と「枯れている人」がはっきり分かれるということだ。

私なりに分析した結果、イキイキしている人は「好きで得意なことをしている」「友愛のある良好な人間関係の中で生きている」「最低限のお金に困っていない」の3つの要素を兼ね備えている。

イキイキと活動している人と枯れた生活をしている人。あなたはどちらの人だろうか?

■大切なのは幸福度指数

最初に認識しておきたいのは、財産と幸福度は必ずしも比例しないということだ。数億円レベルの大金を手元に持っている人でも、幸福度指数が低い人は確実にいる。事業で成功し、すべてを達成したはずのゴールのその先で途方に暮れていることがある。

損得勘定抜きに、本当にドキドキワクワクすることをしているかどうか? 分かり合える家族や友達がいるか? その2つがなければお金を得ても本末転倒。もちろんお金は大切だが、最低限の収入を得たならば何が本当の幸せか考えることが大切だ。

■自分の居場所は自分でつくる

「早期退職、役職定年、定年退職」の後は、自分で「人生の舞台」をつくらなければならない。夢を見ることは若者だけの特権ではない。人生の折り返し地点である50代こそ、夢を見て「自分の舞台」をしっかりつくらなければならないのだ。

■まずは「好きで得意」に気づく

与えられた仕事をずっとこなしていると、自分が何が好きなのかがわからなくなる。「好き」を感じる感覚が死んでしまうのだ。

自分の好きに気づくためには、例えば週末の3日間、一人旅などで自分を自由に泳がしてみてほしい。見知らぬ土地に行って、感性を全開にすることで自分の「好き」に気づける。その気づきの中に50代からの「夢のタネ」が埋もれている。

■夢を見るには「体力」が必要

ある程度の財産や知識・スキルがあっても、50代が生きることを楽しむには「体力」が必要だ。50歳を過ぎると、筋肉は目に見えて衰え、ほおっておくと将来寝たきりになる可能性もある。

今までは、知識や経験、お金をためてきたが、これからは“筋肉貯金”をしよう。何事も体が資本だ。

■50歳からの俺活コミュニティで夢を見つけよう

50歳から夢を見たい!という人は、夕刊フジの後援で始める「50歳からの俺活(おれかつ)コミュニティ」(https://freedom-college.com/existence/)=写真=への参加をおすすめしたい。

「大人の夢の語り場」をテーマに、参加者がそれぞれの夢を語り、その夢をどうしたら実現できるかのアイデアの交換する場所だ。否定は厳禁の場だから、どんな夢やアイデアを語ってもOK。会社のつまらない会議に疲れている人は、ここで思いっきり夢の羽根を伸ばしてほしい。

コミュニティ募集はすでにスタートし、あっという間に数十人が集まった。現在は招待制となっている。


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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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