乳首のしこりや胸が膨らみ始めている場合は注意が必要!?女性化乳房の原因と治し方

2019/04/04 女性化乳房

一般的に男性はあまり胸が大きくなる事はありませんが、一部の状況では女性の様に胸が発達し乳輪や乳首と共に胸が大きくなる可能性があります。原因は様々ですが、場合によっては対策が必要な事もありますのでご注意下さい。

男でも胸が膨らむ可能性はありえる

単純な胸筋などとは異なり自然に胸が膨らむ事もあり、気づいたら段々と大きくなっていたと思う方が大半でしょう。女性で大小が存在するように男性でも大きくなりますので要注意です。

男で胸の大きさは非常に目立つ

男はよほどの事が無い限りは胸は大きくなりません。それだけに大きな胸は非常に目立ち、特に夏場は注目を浴びる事もあります。男だけに尚更で謂れのない誤解を生む事もあるでしょう。

幼少時の膨らみは問題なし

幼少時に胸の肥大化を体験をした方は多いと思います。思春期等に主に片側にて胸の肥大化が発生しわずかではありますが膨らみかけます。これはホルモンバランスが安定していない時期に発生する可能性があり、一時的な症状なので気づいたら治っている事が殆どです。

中高年はなりやすい傾向

中高年は歳を重ねているだけあって加齢と共にホルモンバランスが崩れてきます。それによって胸が膨らむ事があり、一時的な事もあれば中々治らない場合もあり個人差が大きいです。

女性化乳房の原因とされる物

思春期の男性ではよくある症状で特に心配をする必要はありませんが、成人以降でも胸が大きくなる、乳首にしこりがある状況が発生する可能性があります。ただ、その場合は何かしら身体に異常が発生している事が多いので原因を突き止める必要があります。

女性化乳房の原因
  • 過度な肥満
  • ステロイド(筋肉増強剤)の使用
  • ホルモンバランスの異常
  • 幼少時の成長
  • 肝臓等の内臓疾患
  • その他要因

太って胸が膨らむ事もある

単純に食べ過ぎや運動不足で脂肪が蓄積され女性の様に胸が大きくなる事があります。大抵の方はこの場合が大きく、胸だけではなく身体全体も大きくなっているハズなので、ダイエットで解決するのが一番です。

筋トレで筋肉増強剤を使用した場合

常日頃の筋トレやボディビルダーなど一部ステロイド系の筋肉増強剤を使用している方でも起こり得る可能性があります。これはステロイド系を服用する事による副作用の一部であり、体内から男性ホルモンが低下する事により胸の発育が良くなります。その他にも女性よりの成長(声が高くなる、精子の量が減る)が促進されますので利用の前には十分注意して下さい。

ホルモンバランスの異常

肥満ではない成人男性で胸が大きくなった場合に考えられる要因の一つで、ホルモンバランスが崩れる事により男性ホルモンが低下し女性ホルモンが増加する事で胸に異常が発生します。ホルモンの影響となりますので、胸だけではなくその他の症状にも気をつける必要性があります。

女性化乳房の治し方は様々

女性化乳房は発生率こそ低い物の外見が目立つというデメリットもあり、治療をしたいと思うのも珍しい事では無いでしょう。ただ、治療にはリスクも存在する事から医師に相談の上よく理解してから行う必要があります。

女性化乳房のランク

  • 極軽症:乳輪部の拡大・肥大
  • 軽症:乳房下部皺より乳頭・乳輪が上
  • 中等症:乳房が下垂し、乳頭・乳輪部が乳房下部皺と同じか1cm以内
  • 重症:乳房が下垂し、乳頭・乳輪部が乳房下部皺より1cm以上下方

参照:女性化乳房について ティーズクリニック

上記の様に症状の程度によって治療方法を切り替える事が多く、中には現在服用している薬が原因であり、時間を置くと治るような事もありえます。基本的には手術が前提であり大きければ大きいほど、切開する範囲も広がっていきます。

乳輪・乳首の隆起は切除

乳輪や乳首の隆起は乳腺の肥大化が原因である事が殆どなので、乳腺の切除が必要となる事が大半です。乳輪の下部を切開し乳腺を取り出す手術となり、部分麻酔で痛みは感じませんが、目立ちにくい傷が若干残る可能性があります。

脂肪による膨らみは吸引or切除

胸全体の膨らみは脂肪吸引か切除のいずれかとなり、大きさにより手法は異なります。ほどほどの大きさであれば脂肪吸引で事足りる事もありますが、大きい胸の場合は吸引だけでは追いつかず、大きく切除する可能性があります。当然、吸引の方が傷は遥かに小さくて済みますが、最終的は医師の判断により手法が決定されます。

女性化乳房は保険が適用されない?

女性化乳房の治療は保険が適用されない場合が多いと言われていますが、厳密には胸が肥大化した原因により異なるようです。当然保険適用が理想ではありますが、自業自得といえる原因では保険適用外とされます。

自然発生は保険適用

女性化乳房が自然に発生した場合は保険適用とされる事が多くなっています。具体的には思春期や成長期など若い頃に女性化乳房が発生し、そのまま成長を迎えた場合です。中々判断が難しい事が多いですが、カウンセリングにより医師の判断に従いましょう。

肥満やステロイドは自己都合で保険適用外

当然の事ながら自らが原因で女性化乳房となった場合は保険が適用されません。主に筋肉増強剤やステロイドを使用しての女性化乳房は完全に自己都合となりますので、保険適用外となります。当然ながら肥満も自己責任で保険は使用出来ません。

保険は全て医師の判断で

自然発生や自己都合は全て医師の判断によって決められる事であり、仮に自然発生であったとしても自身での判断は非常に難しいです。医師に相談をした際に必ずカウンセリングがありますので、そこで考えられる原因を全て医師に正直に話しましょう。自身で症状を判断するのは非常に難しいです。

女性化乳房は治すべきか?

女性化乳房は一部原因を除き健康被害が無いこともあります。その様な場合は胸の膨らみ以外に実害はありませんので、よほど気になる場合を除き放置するのも手です。手術には少なくともデメリットがありますので、何もしないで済むならそれが一番です。

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