あなたのLINE、女の子をイラ立たせる「おじさん構文」になっていませんか?

2021/10/16

おじさん2021年10月16日

「おじさん構文」という言葉をご存じでしょうか。中高年の男性がメッセンジャーやLINEなどで、円滑なコミュニケーションを意識しすぎて逆に痛い人だと思われてしまう文章のことを言います。

特徴は主に「勝手に近況報告してくる」「セルフツッコミが入る」「顔文字や絵文字が多い」「語尾がカタカナ」「長文」「名前のチャン付け」など。

例をあげると…。「僕は今日、美味しい焼肉屋さんにきました(笑顔系の顔文字) まおりチャン!は元気カナ?今度良かったらご飯でもいけたら嬉しいなと思って連絡しちゃいました!まおりチャン可愛いから一緒にデートとかできたらなって思って!ナンチャッテ!僕はオジサンだから難しいカナ??お返事待ってマス(待ち焦がれる感じの顔文字)」みたいな感じです。

なぜこのようにイラ立つ連絡をしてくるのだろうかと思い、男性に聞いてみました。

「何もない無愛想なメールだと怖がられてしまうから、若い子と仲良くするためにこういうメールを送っているのさ」

確かにガラケー時代、絵文字は当たり前のように使われていました。限られたルールの中で、一度に長文メールを送る必要もあり、私も絵文字を使っていた気がします。LINEに移行してからは対話をするように簡単なメッセージのやりとりがしやすくなり、若い人は長文を嫌って、短めの会話を続けることが増えてきました。

そのため、不要な長文を送ることは、かえって相手にプレッシャーを感じさせてしまうこともあります。なので、若い人にLINEでメッセージを送る際は、なるべく短めに。もし怖がられないようにという気遣いでスタンプを使いたいなら一つ添えれば十分です。

感嘆符、疑問符も絵文字を使わない方が無難です。唐突な名前のチャン付けもセンスを問われます。迷ったときは、相手の使っている文面に合わせるか、要点を構えずに伝えることです。若ぶるのはNGですよ。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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