パイプカットは戻せない?知っておきたい誤解とデメリット

2019/04/16 パイプカット

男性ならではのパイプカットは精液が出なくなりコンドームが不要になるイメージが高いかと思います。子供が不要な方にとっては安心出来る方法とは思いますが、パイプカットを戻したいという声も出ています。パイプカット前には必ずメリットデメリットを理解しておきましょう。

パイプカットについての基礎知識

パイプカットは男性の精液の出る管をカットし縛る事で精液に精子が含まれずらくなり、妊娠のリスクを大幅に減らす事が可能となります。

妊娠のリスクを大幅にダウン

妊娠を予防する為に通常はコンドームの利用が多いですが、パイプカットにより妊娠のリスクを大幅にダウンさせる事でコンドームナシでの性行為に期待が出来るようになります。

精液は放出される

パイプカットで重要なのが精液は変わらず放出されるという事です。当然射精感もあり、精液の中に肝心な精子が含まれていない状況となり、従来と変わらずマスターベーションやセックスが可能です。

コンドームより確実

避妊率が高く気軽なのはコンドームですが、それでも100%避妊出来る訳ではありません。コンドームは事故率が多く、破れたり抜けたりする事で避妊に失敗する事も珍しくありません。根本から断つ以上はパイプカットの方が避妊率は高くなっています

パイプカットは避妊率100%ではない?

誤解を招きやすいですがパイプカットは必ず避妊出来るとは限りません。避妊率は高くなりますが、実は思わぬ落とし穴が存在しています。

切断した精管が再生する可能性

通常切断した精管は別々の皮下に埋め込む事となりますが、埋め込みが甘かったり埋め込んでいなかった場合はなんと自然に精管が結合する可能性があります。当然結合に成功した場合は精子が再度含まれるようになりますので妊娠に繋がります。

精子の残りで妊娠

パイプカット手術を受けた後はまだ精子が残っている可能性があります。通常はマスターベーション等で残った精子を全て出しきった後に性行為となりますが、出し切る前に性行為を行うと妊娠に繋がる可能性があります。

原因不明の症状

通常パイプカットをした後は精子が送られてくる事がありませんので、精子チェック等で無精子状態であると診断されたにも関わらず妊娠する可能性もあるそうです。たまたま残っていたのか謎ですが、ほぼ100%避妊と思っていた方が良いでしょう。

誤解されやすいパイプカット

パイプカットと聞くと名前は知っているが詳しくは知らない人が殆どです。パイプカットにて誤解されやすい事項をピックアップしてみました。

  • ◆性欲は殆ど変わらない
  • ◆精液は通常通りに出る
  • ◆絶倫になり勃起力が上がる

性欲に変化は殆どなし

パイプカットをすると性欲が無くなると思われがちですが、実は殆ど変化する事はありません。ただセックスに対するモチベーションは下がる可能性があります。元々妊娠させるという本能を奪い取る事になりますので、やる気が出ないという自体になる可能性があります。

通常の射精と同じ精液が出る

当然精子は含まれていませんが射精感は残ります。ただ微妙に射精感が異なるという意見もあり、パイプカット前と全く同じという事では無い様です。勿論個人差もあるかとは思いますが気持ち良さは保たれます。

パイプカット前より絶倫になる

精力自体に変化が無いので絶倫になる事は無いと思います。生で思い切り出来る事から以前よりも回数が増える事はありますので一時的な興奮であり徐々に落ち着いてくるはずです。

パイプカットのデメリット

パイプカットはメリットだけではなく当然デメリットも存在します。非常に重要な事であり覚悟の上で手術に挑む必要があります。

ここに注意!パイプカット
  • 子供を望む事はできない
  • パイプカット後に元に戻す事は難しい
  • 条件を満たす必要がある
  • 100%避妊とは言えない
  • 手術台が高い

パイプカット後に元には戻せない?

パイプカットはベテランの医師の手によれば簡単な手術の部類に入るようです。が、逆に元に戻すには複雑な工程となり非常に難しい手術と言われています。当然費用も掛かり万が一の事も考えられますので、元には戻せないと思った方が良いでしょう。

パイプカットには制限がある

パイプカットは誰でも受けれる訳ではなくクリニックにより一定の条件を設けてある場合が殆どです。後の後悔の事を考えた上で学生は殆どNGであり、誰でも簡単にという訳には行きません。

  • 30歳以上である事
  • 既婚者である事
  • 子供が一人以上いる事

クリニックにより条件は異なりますが、上記の条件を定めている事が多くなっています。基本的には未成年は手術を受ける事が出来ず既婚者の子供持ちが推奨されています。

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