男性ホルモンの低下に…“塗る”テストステロン補充薬「グローミン」の実力

2020/11/05 男性更年期障害

グローミン商品写真

外出自粛や運動不足、テレワークによる仕事の激変などにより、男性の活力の源とされる男性ホルモン「テストステロン」は低下傾向にある。男性医療専門の泌尿器科医、乙供(おっとも)太郎医師=顔写真=も現状を憂慮する一人だ。

乙供太郎

自然な形でテストステロン値を維持

「そもそもテストステロンは、狩猟など目的を持って外に出て活動するための活力となるものです。外出しない、出社して仕事の指揮をとることもできない、仲間と飲みにも行けないといった現状では、多くの男性が低下していると思います。その結果、特に50代以上で急に元気がなくなる人が増えている可能性があります」

テストステロンが急激に低下すると、活力が不足することになり、勃起力が減退する恐れがある。

血液検査などで男性更年期障害と診断されれば、テストステロンの補充治療が行われる。「補充方法には注射、飲み薬、塗り薬などがあります。注射は即効性が高く、飲み薬や塗り薬は自然な形でテストステロン値を維持することが期待されます」(乙供医師)。


事前の医師の指導と検査が必要

ただし、ここで注意が必要なのは、前立腺がんの人や重症の前立腺肥大の人がテストステロン補充療法を行うと、症状を増悪させるリスクがあるということだ。乙供医師も「ホルモン分泌能や男性不妊に影響する可能性もあるため、クリニックなどでPSA(前立腺特異抗原)検査を受け、医師の指導のもとに補充するのが望ましい」と言う。


テストステロン1%配合の塗り薬、2003年から販売

実は、テストステロン補充薬の中には薬局で買えるものもある。大東製薬工業が2003年から販売している塗り薬「グローミン」(10グラム税別3780円)=写真=だ。

体内で産生しているものと同じ天然型のテストステロンを1%配合した低用量のクリーム剤で、「健常成人男性のテストステロン・レベルの範囲内で、多すぎない程度に短時間の一時的なテストステロンの補充ができる」(同社)。

使用法は「チューブから1回に2センチ程度を出し、吸収の良い陰嚢にすり込む」(同)。約30回分の内容量なので朝晩2回塗布なら約2週間、朝の起床時だけなら約4週間使用できるという。

販売時に薬剤師の説明が必要な第1類医薬品ということもあり、同社では「初めて使う際には、前立腺の検診を兼ねて泌尿器科などでPSA検査をしてもらい、前立腺に問題ないことを確認していただきたい」としている。グローミンの詳細および取り扱い薬局は大東製薬工業のウェブサイト(https://daito-p.co.jp/)に掲載されている。

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