「出来るならば毎日の面倒なヒゲ剃りの時間を無くしたい」という悩みから、自宅で簡単に出来る除毛クリームやブラジリアンワックス(脱毛ワックス)で髭の処理をしようと考える男性は多いです。
しかし、除毛クリームを顔に使用するのは少なからずリスクがあるため、ヒゲへの使用はオススメできません。
では、ブラジリアンワックスでのヒゲの除毛は出来るのでしょうか?今回は管理人の実体験を踏まえて、ブラジリアンワックスでのヒゲ脱毛について見ていきたいと思います。
ブラジリアンワックスでヒゲの脱毛は出来るのか?
結論からいうと、ブラジリアンワックスでヒゲの脱毛はできます。ブラジリアンワックは除毛クリームとは違い、鼻毛やアンダーヘアなどのデリケートな部位を含めて全身に使うことが出来るのが特長で、ブラジリアンワックス専門店でもヒゲ脱毛は提供されています。
脱毛効果の面からみても、ブラジリアンワックスは除毛クリームと違って毛根から毛を処理するので毛が無い期間が長続きするというメリットがあります。また価格をみても、市販のものは全身を脱毛できる十分な量が入って2,000円~4,000円と価格もリーズナブルです。
このように、ブラジリアンワックスでのヒゲの脱毛は出来ることにはできるのですが、あまりおすすめはできません。それは、デメリットやリスクが多いからです。
ヒゲの脱毛にオススメできない理由
ではブラジリアンワックスがヒゲにおすすめできない理由について見ていきましょう。
痛みが強い
ブラジリアンワックスは毛を毛根から抜き取っています。簡単に言うと毛に粘着テープを貼り付けて剥がしているのと同じです。そのため痛みは非常に強く、管理人がブラジリアンワックスですね毛の脱毛をした際も、痛みが強すぎて1回ではスネ毛全部を脱毛することはできませんでした。
一般的に毛が太く濃い部分では痛みが強いと言われているので、毛根がしっかりしているヒゲにブラジリアンワックスを使用すればかなりの痛みを我慢する必要があります。痛みに我慢してでもツルツルにしたいという人は利用してみる価値があると思いますが、痛いということは覚悟しておいてください。
ヒゲを伸ばす必要がある
ブラジリアンワックスは毛を絡め取って抜いているので、毛にある程度の長さがなければ脱毛を行うことはできません。ブラジリアンワックスの種類にもよりますが、管理人が使用したNULLハニーシュガーワックスでは「その他(濃く太い毛など)1cm以上」が目安です。
そのため、ヒゲに使用する場合には1cm以上になるまで伸ばし続ける必要があります。毎日ヒゲを剃っている人に取っては伸ばし続けることに抵抗がある人や接客業や営業など仕事によっては毎日キレイにヒゲを剃っておく必要がある人にはブラジリアンワックスはおすすめできません。
赤みや腫れ、埋没毛になるリスクも
ブラジリアンワックスは少なからず肌への影響があり、管理人もすね毛の脱毛をした際には半日~1日ほど肌がポツポツと赤く腫れました。すね毛よりも毛根がしっかりしているヒゲに使うとなれば1日~2日ほど赤く腫れてしまう場合があるので注意が必要です。
また、ヒゲを抜く行為は、毛のう炎といわれるニキビのようなものができたり、埋没毛(埋もれ毛)と呼ばれる皮膚の下に毛が埋まってしまう場合もあります。いずれの症状もアフターケアを行うことで軽減することはできますが、すべてを避けられるというわけではないので、肌が弱いという方はやめておいたほうが良いでしょう。
以上の理由からブラジリアンワックスでヒゲの脱毛をするのはおすすめできません。ではヒゲの脱毛を行うにはどのような方法が良いのでしょうか?
自宅でやるなら脱毛ではなく抑毛
自宅でヒゲの処理を行うなら除毛や脱毛ではなく抑毛がおすすめです。抑毛とは女性ホルモンと同じような働きがあるイソフラボンやパイナップルの成分が毛を薄く柔らかくするので、継続して使用していくことで青ひげも目立たなくなっていきます。