「毎日のヒゲ剃りが面倒くさいから、除毛クリームを使おう!」と考えたことはありませんか?
除毛クリームはほとんど痛みが無く、初心者でも簡単・短時間でムダ毛が処理できる便利なアイテムです。管理人も除毛クリームですね毛の脱毛をしましたが、「こんなに簡単にきれいになるのか!」と驚きました。
しかし、ヒゲに除毛クリームを使うとなれば話は別。結論から言うと、除毛クリームはヒゲにはあまり効果がありません。それどころか肌がひどいことになったということも…
除毛クリームをヒゲに使用してはいけない理由と使用した場合の効果について紹介します。
▼ヒゲの脱毛に関してのお悩み相談はこちらから
【無料相談】医師が答えるクリニック相談所
まずは除毛クリームを正しく理解しよう
一般的に商品名として脱毛クリームと呼ばれているものは、正確に言うと除毛クリームと抑毛クリームの2種類があります。まずは除毛クリームから見ていきましょう。
毛を溶かしている「除毛クリーム」
“脱毛クリーム”と呼ばれているものの大半が、この除毛クリームを指しています。
除毛クリームの仕組みを簡単に説明すると、タンパク質を溶かす作用があるクリームを毛に塗ることで、生えている毛を溶かして処理するという方法です。あくまで、皮膚の表面に出ている毛しか処理できないので、脱毛では無く除毛という表現が適切で、もちろん永久脱毛の効果はありません。
除毛クリームは毛根が残ってしまうので、次の毛が生えてくるまでが早く、管理人がすね毛に使用したときは3日ほどで目に見える毛が生えてきました。
また、除毛クリームは毛を溶かす成分が入っているため、少なからず肌にも影響があり、肌が弱い人はヒリヒリしたり、肌荒れしてしまう場合があります。
毛の育成を抑える「抑毛クリーム」
脱毛クリームと呼ばれるもう一つが抑毛クリーム。抑毛クリームは抑毛ローションと呼ばれる液体タイプのものもあり、どちらも効果はほとんど一緒です。
抑毛クリームの中には、イソフラボンなどの女性ホルモンの働きがあるとされる成分が入っており、毛の生え方を弱くして1本1本を細く柔らかくする効果があります。
除毛クリームと違い、肌に負担をかけるような成分は含まれていないので、肌が弱い方でも安心して使用できます。また、塗るだけで良いので、面倒くさがりな男性でも継続して使いやすいというのが特長です。
しかし、抑毛クリームは速攻性がなく、平均して1ヶ月~3ヶ月は継続して使用し続けないと、効果を実感できません。また、毛を薄くしていくだけなので、使い続ければ毛が無くなるということはありません。
肌を守るために保湿
先程も説明したように、除毛クリームを使用することにより、肌がヒリヒリしたり肌荒れになったりすることがあります。肌が弱い人だとその症状がしばらく続いてしまう場合もあるのです。
よって、除毛後は保湿クリームなどで肌ケアをして、痛む肌や肌荒れの症状を軽減させましょう。除毛で肌が腫れてしまい赤くなった肌にも効果があるので、除毛した後すぐに使えるように保湿商品を準備しておくといいと思います。また、お風呂上がりなど普段から保湿で肌ケアすることで、乾燥肌の改善にも繋がるのでおすすめです。
除毛クリームを顔に使うのは危ない?
除毛クリームと抑毛クリームについて理解したところで、次は「なぜ除毛クリームをヒゲに使用するのは危ないのか」ということについて見ていきましょう。
肌荒れや失明などのリスクが伴う
まず最初に言っておきたいのが、「ほとんどの除毛クリームが顔への使用を目的としていない。」ということです。管理人が使用したヌルリムーバークリームには「顔、頭皮には使用しないでください」と明記されています。それをあえて顔に使うということは肌トラブルが起きても仕方ありません。
管理人が除毛クリームを使用してすね毛の脱毛をしたときは、少しピリピリ・ヒリヒリした感覚があり、除毛後は少し肌荒れしていました。他の部位と比べて皮膚が厚いすねですら、ヒリヒリした感覚があったのですから、皮膚が薄い顔への使用はなおさらでしょう。その上クリームには多少ですが独特の匂いがありますので、もし口ひげに使用した場合は匂いがダイレクトで伝わってきますので、キツイ思いをするかもしれません。
また、ヒゲに使用するということは口や目に入る可能性があり、目に入ってしまえば最悪の場合は失明してしまうということも考えられます。商品に注意書きがない場合でも、顔への使用は避けたほうが良いでしょう。
除毛クリームはヒゲには効果が低い
さきほど説明したように、除毛クリームのデメリットは、毛根が残ってしまうので次に毛が生えてくるまでが早いということです。また、ヒゲは毛の中でも伸びるのが早く太い毛なので、クリームで除毛しようと思えば最低でも2日に1度は使用しなければなりません。ただでさえ手間の掛かるヒゲ剃りが尚更時間が掛かるようになります。
しかし、一般的に除毛クリームは肌へのダメージも考え、2日~3日の間隔を開けて使用することが推奨されています。そのため、どんなに肌が強い人でも、これほど頻繁に使っていては肌の状態が悪くなるのは避けられません。
効果や肌へのダメージを考えても、ヒゲに除毛クリームを使用するというのはおすすめできません。
NULL除毛クリームでヒゲを除毛した結果
実際にNULL除毛クリームをヒゲ除毛に使用した時、どれほどの除毛効果と肌へのダメージがあるのか試した結果、きれいにヒゲを除毛することはできませんでした。ヒゲは腕や足より毛が太くしっかりしているため、除毛効果はあまり発揮されなかったようです。
また、肌の状態は赤みが出てしまい、少し腫れました。さらに次の日まで肌がヒリヒリして痛かったです。使ってみてわかったことは、やはり除毛クリームでヒゲ脱毛をすることは出来ず、肌が荒れてしまうため、ヒゲ脱毛目的で使用しない方がいいということですね。
▼詳しい体験談はこちらから御覧ください。
【体験談】NULL除毛クリームをヒゲに使ってみた
除毛クリームをヒゲに使用した結果
- ◆ヒゲには全く効果がない
- ◆肌にダメージがある
- ◆推奨の箇所ではない
除毛クリームはあくまでも腕や足など毛が細く肌が強い箇所に使用する物であり、顔やデリケートな箇所には使用不可能となっています。完全に自己責任となりますので、決して真似しないで下さい。
ヒゲは抜けずに除毛効果がない
- 通販で購入した除毛クリームを使用
- ヒゲを剃る前の少し伸びた状態
- 入浴後のキレイで柔らかい状態
- クリームの放置時間は10分
上記条件の元で除毛クリームをヒゲに塗り10分ほど放置した後にクリームを落としても全くと行って良い程ヒゲは抜けません。かろうじて産毛の様な物の脱毛が確認できましたが、抜けた内には入らないでしょう。
何よりも除毛クリームを塗り終わった段階ですでに肌がピリピリして来ますので、いかにも肌がダメージを受けているのが分かります。更に毛が抜けないのであればヒゲに使用する意味は何もありません。
除毛出来ずにダメージも大きい
ただヒゲが除毛クリームで抜けないだけならクリームを無駄にするだけで済みますが、肌へのダメージが強烈なところで、ヒゲに除毛クリームを使用する意味は何もありません。理想の様なヒゲがポロポロ抜け落ちる事には決して期待をしないで下さい。
除毛クリームの肌へのダメージは深刻
本来除毛クリームはヒゲには使用出来る物ではありません。ヒゲはアゴや口周りを含めて皮膚が薄く非常にデリケートな場所です。その様な箇所に刺激はある除毛クリームを使用するとどうなるか・・・
- 腕から手に掛けて
- 太ももからつま先
- 胸や腹
- ワキ毛
腕や足でもダメージを負う
除毛クリームを腕や足で使用した事がある方はご存知でしょうが、除毛クリームは肌へダメージを負います。丈夫な箇所でも除毛後はピリピリしたり赤くなったり、腫れたりする可能性があり後のケアが重要な程です。
短時間の放置でもヒリヒリ感が止まらない
除毛クリームをヒゲに塗ると、10分という短時間の放置でも肌がピリピリして赤みを帯びいかにもダメージを負っているのを実感出来ます。当然ヒゲは落ちずにただ肌がダメージを負っただけです。
肌のダメージはすぐには収まらない
ヒゲの除毛に失敗しクリームを除去した後も当然肌がヒリヒリしており、その翌日までヒリヒリ感は持続しました。アフターケアを行っているにも関わらず肌はここまでダメージを負います。
ヒゲの除毛が可能なクリームは存在しない
2019年現在の時点でヒゲの除毛が可能なクリームは一切存在しておりません。成功したという声が合ったとしても、それはメーカーの意図しない使用方法であり危険な事には変わりありません。
- 目や鼻、口に混入する恐れ
- 刺激が強く肌がダメージを受ける
- 場所的に匂いの刺激が強い
- ヒゲが丈夫で除毛出来ない
除毛クリームの刺激は強いので開発出来ない
除毛クリームは刺激の強さがそのまま除毛力に影響すると言ってよいでしょう。刺激が弱いタイプは除毛力が低く、強いタイプは除毛力が強くなります。従って他の毛よりも強力に生えるヒゲは強力な除毛クリームが必要となりますが、場所が場所だけに使用する事が出来ません。
大手メーカー製も使用不可
除毛クリームで有名なメーカー製でもヒゲの除毛はNGとなっております。除毛の基本箇所に加えてVライン(陰毛)が限界であり、顔~頭の全箇所、肛門は除毛をする事が出来ません。
目や鼻、口に混入すると重大な障害発生の恐れ
もしヒゲに除毛クリームを使用し、口や目に混入した場合は重大な障害が発生する恐れがあります。特に目に混入した場合は失明の恐れもありますので、余計なトラブルを回避する為にもヒゲも含めて顔面には絶対に使用しないで下さい。