十分に寝れていない時、疲れが溜まっている時など、目の下にクマができることってありませんか?
それは睡眠不足・血行不良・ストレスが主な原因でクマができてしまうのです。この他以外にもクマができる原因がありクマの色や症状が異なります。
クマの種類と原因そして、改善方法を紹介するとともにメイクでクマを隠す方法も見ていきましょう。
クマの種類と原因
まずクマの種類ですが、クマには「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」があり、それぞれのクマが出来る原因を紹介します。
青クマの原因
クマの悩みで一番多いのは青クマです。
主な原因は寝不足、血行不良、目の疲れなどが挙げられ、目の周りにある毛細血管の血流が滞留することで、皮膚が薄い目の下が青く見えることから青クマと言われています。
青クマの原因として、目の疲れをあげましたが、皆さんはどんな時に目が疲れたと感じますか?やはり、スマホやパソコンを長時間使っている時ではないでしょうか?
現在はスマホの普及により、画面を見る時間が長くなってきたと思います。
長時間スマホやパソコンを使うことで、目の筋肉がほとんど動かず血行も悪い状態が続いているのです。
とくにスマホは年齢関係なく見ている人は多いので要注意と言えるでしょう。
茶クマの原因
茶クマは、摩擦、紫外線、くすみがなどが原因で、目の下が茶色になってしまいます。
茶色になる原因は色素沈着によるもので、強く目を擦ったりコンシーラーでクマを隠そうと継続的に使用した場合、慢性的な刺激を与えてしまいクマができてしまいます。
コンシーラーと言えばメイク用品ですね。一見男性には関係ないように思えますが、近年では男性用のメイク商品が注目されています。
見た目を良くいい印象を持ってもらうために、クマやシミを隠す男性用のコンシーラーもありますので男性も茶クマができる場合があるのです。
黒クマの原因
今後誰でもなる可能性が高いのは黒クマでしょう。
なぜなら黒クマは老化によって目の下の筋肉が緩んでたるみ、くぼんでしまうことが原因でできてしまうクマであり、乾燥で皮膚がくすむことも黒く見える原因となるのです。
歳を取ると目元だけでなくハリがあった肌もたるんでしまいます。仕方ないこととはいえ目元に黒クマがあると疲れたように見え、もっと老け顔に見えてしまうのです。
- 青クマ:睡眠不足、目の疲れ、ストレス
- 茶クマ:摩擦、紫外線、くすみ
- 黒クマ:目の下の筋肉の緩み、乾燥してくすむ
クマの改善方法
自分で簡単にできるクマの改善方法をご紹介します。完全に改善できるわけではありませんが、症状を軽くする程度なら可能だと思います。
クマが気になっている人は参考程度にご覧ください。
青クマの改善策
まずは原因となる、寝不足を解消することです。ただ、たくさん寝ればいいのではなく、睡眠の質を上げることがポイントとなります。
例えば、布団に入るとついついスマホを触ってしまうと思いますが、画面を見ていると脳が覚醒してしまい、暗い部屋の中でスマホの強い光も眠りの妨げになるので、布団に入ったらスマホを使わないようにしましょう。
これもありがちですが、寝る前にコーヒーなどカフェインを含んだ飲み物を飲むこともあると思います。
しかし、カフェインは逆に覚醒してしまい眠れなくなるので、寝る前になにか飲む場合は、ホットミルクや白湯がおすすめです。
そして寝酒。これは男性に多いかもしれません。
アルコールは利尿作用があるため寝ている間に何度もトイレに行く羽目になり、あまり満足のいく睡眠が取れない場合があります。
以上の睡眠の質を上げるポイントはほんの一部ですが、もし当てはまるものがありましたら、早速実行してみましょう!
どれか1つでも改善することによって、寝不足の改善にも繋がるかもしれません。
もう1つ青クマを改善する方法は目元の血行をよくすることです。これにはホットアイマスクや温めたハンカチなどを使い目隠しをします。目を温めることで疲れや血行を良くしてくれるのです。
普段からスマホもパソコンも使うことが多く、薄くクマと目が疲れていると感じたので、実際に私も市販されているホットアイマスクを使用してみました。
目元がじんわりと暖かくて、とても心地よくその日の寝付きがいつも以上によかったです。次の日、目元が軽く感じました。
- 睡眠の質を上げて、寝不足を解消
- ホットアイマスクなどで、目元を温め血行をよくする
茶クマの改善策
茶クマの改善方法は肌のターンオーバーです。化粧水にビタミンC誘導体が配合されたものを選ぶのがポイントになります。
色素沈着を改善するには皮膚のターンオーバーを促すことが重要です。ビタミンC誘導体には色素沈着に効果があるので、肌のターンオーバーで色素沈着を改善しましょう!
次に保湿をすることです。目元が乾燥しているとそれがくすみの原因となるので、目元クリームを使って保湿してください。
フェイスクリームも目元に使っていいのでは?と思われるかもしれませんが、目元の皮膚は非常にデリケートな上にとても薄いです。フェイスクリームだと刺激が強すぎるため目元には向いていません。
- ビタミンC誘導体で肌のターンオーバー
- 乾燥した目元は、目元専用のクリームで保湿
黒クマの改善策
黒クマの場合、老化によってできるクマなので症状によっては改善が難しいことがあります。症状が軽いものであれば、目の周りの体操でクマの改善をしましょう。
目の周りにある筋肉が緩んでしまうことによりクマができるので、その筋肉を鍛え緩みを改善する体操になります。
まずは目をギュッと閉じそのまま5秒キープ。5秒経ったら目をパッと開いて同じく5秒キープしてください。これを5セットします。
簡単にできるので早速やってみてください。勿論目の周りの体操はこれだけでなく方法はいくつもあります。
しかし、全ての体操が効果があるとは言えないので、試した中で一番効果があったものを自分で見つけて実践してみましょう!
- 目の周りの筋肉を鍛える(体操)
- 黒クマは老化によるものなので、症状が軽度でない場合はクリニックで一度診てもらう
目元整形でクマを治療!
自分で出来るクマの改善方法でも限界があります。
ある程度消えれば満足という人はこれからも自分で出来る改善方法でいいかもしれません。しかし、できるだけクマをなくしたいという人は、クリニックの目元整形でクマの治療をしましょう。
ヒアルロン酸注入
目の下がへこんでしまった黒クマや青クマに効果がある「ヒアルロン酸注入」は目の下のへこみにヒアルロン酸を注入することによって、クマを解消する施術です。
ヒアルロン酸には種類があり、目の下の状態を診てヒアルロン酸を使い分けます。
ヒアルロン酸注入は、メスを使わない施術でさらに短時間で終わるため、仕事帰りでも受けることができるクマ治療です。
レーザー治療
茶クマの色素沈着を改善するには肌のターンオーバーが必要です。よってその効果がある「レーザー治療」が効果的と言えるでしょう。
レーザーは黒に反応し、肌で黒と言ったらほくろや毛髪になりますが、その黒はメラニンという色素が入っています。
レーザー治療はメラニンを破壊しますので結果色素沈着であるクマを治療する事が可能となります。
欠点として一度だけの施術ではクマを落とす事は出来ずに複数回のレーザー治療が必要となりますので、料金も期間をある程度必要となってきます。