タトゥーがあっても脱毛はできる?刺青のムダ毛を処理する方法!

2019/03/11 メンズ脱毛
タトゥーがあっても脱毛はできる?刺青のムダ毛を処理する方法!

日本でもファッションの一環として、タトゥーを体に入れている人は増えてきました。そんなタトゥーが入っている人が注意しておきたいのが、脱毛をするときです。

実はタトゥーが入っている場所は、光脱毛やレーザー脱毛を施すことができません。今回はタトゥーを入れた場所は脱毛ができない理由と、タトゥーを入れた場所を脱毛する方法、そしておすすめのクリニックやサロンも合わせてご紹介します。

タトゥーをしている箇所は光・レーザー脱毛できない

タトゥーをしている箇所は光・レーザー脱毛できない

タトゥーを入れている場所は基本的に、光・レーザー脱毛ができません。その理由は、照射するレーザーも光もメラニン色素に反応する性質があるからです

毛に含まれるメラニン色素に、高熱のレーザーや光を照射することで毛根を焼き切るのが、基本的なレーザー・光脱毛の仕組み。そのため、毛と同じくメラニン色素で出来たシミや大きなホクロも、避けて照射をしないとやけどをすることがあるのです。

タトゥーはホクロと違って着色しているだけでメラニン色素ではありません。ですが、脱毛機器は「これ(タトゥー)はメラニン色素だ」と判断して、レーザーやフラッシュが作用してしまうのです。

特にタトゥーはシミやホクロよりも面積が大きいものも多く、うっかり照射をすれば広範囲のやけどの原因になることがあり、肌のやけどによって、せっかく入れたタトゥーも以前より薄くなったり消えてしまったりすることもあります。

そのため、サロンやクリニックではどちらも、タトゥーの部分を避けて照射を行なっているのです。どれくらいタトゥーから離れて照射するかはお店によって違いがありますが、基本的に医療行為ができないエステサロンでは、安全のため5㎝以上離して照射するよう指導されているところもあります。

たとえ小さなワンポイントタトゥーでも、5㎝離すとなればけっこうな範囲に照射ができない恐れがあるので、どこまで脱毛ができるのか事前にサロンに確認した方がいいでしょう

これからタトゥーを入れたい人は先に脱毛を済ませよう

そもそもタトゥーを彫る際は、その部分のムダ毛を事前に処理しておく必要があります。せまいワンポイントのタトゥーならムダ毛処理にもそこまで時間がかかりませんが、広範囲の場合は仕上がりまで数週間がかかることもあるのです。

その場合はこまめにムダ毛を剃らなければならず、それなりに手間がかかります。あらかじめ脱毛を済ませておけば、ムダ毛の処理を気にしないでタトゥーを入れられますし、その後のムダ毛ケアも必要ありません

特に男性の場合、腕やすね毛が濃いとせっかくのタトゥーもわかりづらいので、見栄えを考えても適度に脱毛をしておくことをおすすめします。

タトゥーがある場所でも脱毛する方法は?

タトゥーがある場所でも脱毛する方法は?

先ほど、タトゥーがある部分は光脱毛やレーザー脱毛はできないと説明しましたが、実はほかの方法でなら脱毛が可能なんです。

その脱毛方法は、タトゥーがある場所を永久脱毛できる「ニードル脱毛」。ニードル脱毛とは、専用の針(ニードル)を毛穴に刺して、高周波によって発毛組織を処理する脱毛方法。光脱毛やレーザー脱毛はメラニン色素に作用しますが、ニードル脱毛は直接毛穴一つひとつに処理を施していくので、シミやタトゥーなどの色素沈着がある部分も脱毛することができます。

ただし、ニードル脱毛はレーザー脱毛よりも痛みが強い脱毛方法として知られており、人によってはタトゥーを入れるときよりもレーザー脱毛の方が痛いと感じるケースもあるのです。それよりも痛みが強く出やすいニードルでは、脱毛自体を続けるのが困難だと感じる人もいます。

タトゥーを入れる前でしたら、痛みが少ない光脱毛を選ぶ方法もあるので、まだタトゥーをする前の場合はぜひ脱毛を優先した方がいいでしょう

タトゥーがある場所のムダ毛は自分で処理する方法もある

タトゥーがある場所を脱毛したいけれど、ニードル脱毛のように強い痛みがあるのは苦手…。そんな人は自分でムダ毛を処理する方法もあります。ただし、注意したいのが家庭用脱毛器では脱毛できないということ!

家庭用脱毛器の原理も、サロンで行っている光脱毛と同じのため、メラニン色素のような着色部分に反応してしまいます。お店で断られたからといってむやみに家庭用脱毛器でタトゥー部分に照射してしまうと、大やけどになる可能性も考えられるのです。

大切な肌を守るためにも、タトゥーの部分は家庭用脱毛器で脱毛しないよう十分に注意しましょう。

ではどんな方法でムダ毛を処理するのか、そこでおすすめしたいのが、肌への負担が少ない除毛クリームやワックスです。カミソリや毛抜きも定番の脱毛方法ですが、これらは健康な角質を剥がしてしまったり、抜いた毛穴に雑菌が入り込んだりして、肌荒れや化膿を引き起こすことがあります。

せっかくタトゥーを入れたのに、その部分が肌荒れしてしまったらショックですよね。最近は肌に優しくうるおいを保ちながら除毛ができるクリームや、ブラジリアンワックスなどの商品が充実しているので、タトゥー部分だけは定期的に自分でムダ毛処理をするのも一つの方法です

除毛クリームで脱毛するメリット・デメリット

除毛クリームの最大のメリットは肌に塗り脱毛ができるため、カミソリなどでの剃毛より簡単で、かつ痛みが少ない点です。

しかし、脱毛クリームの中には肌への刺激が強い商品もあるため、アレルギーやかぶれが起こる可能性はあります。また、脱毛効果はニードル脱毛より劣るため、脱毛効果を持続させるには頻繁な利用が必要となります。

除毛クリームの選び方

除毛クリームには、ボディ用やフェイス用など、使用する部位に合わせた製品があります。誤った部位に使用すると、酷い肌荒れを引き起こす可能性があるため、注意しましょう。

さらに、フェイスラインなど肌が敏感な箇所に除毛クリームを使用する場合は、肌に優しい成分を含むものを選ぶことが重要です。これにより、肌トラブルを防ぐことができます。

除毛後の保湿もとても重要です。肌に優しい成分を含む除毛クリームを使用していても、毛を溶かして除去する効果があるため、肌表面は傷つきやすくなります。

そのため、除毛クリームを使用した後は、すぐに保湿力のある化粧水や乳液、クリームなどを使用しましょう。これにより、肌の保湿と水分補給ができ、ダメージを修復することができます。

タトゥーを脱毛するならニードル・除毛クリームがおすすめ

タトゥーを脱毛するならニードル・除毛クリーム

タトゥー部分のムダ毛は光、レーザー脱毛ができないものの、ほかの脱毛方法で処理をすることが可能です。ニードル脱毛は痛みが強いと言われていますが、今ほとんどのサロンで行われているフラッシュ法はそこまで強い痛みを感じずに処理できます

また、これからタトゥーを入れたいと考えている人は、あらかじめ脱毛を済ませておくことで、その後タトゥー部分のムダ毛処理に悩まされる心配もありません。ぜひ自分に合った方法で、タトゥー部分の気になるムダ毛をなくしていきましょう!

  • はてなブックマークに追加

RECOMMEND

-AD-