50歳過ぎて「みじめさ」を感じない9つの方法

2022/07/09

俺活入門20220610/

「こんなことをするために、今まで頑張ってきたのではない…」。50歳を超えて感じる“みじめさ”には独特の苦さがある。しかし、私たちはその瞬間、本当にみじめなのだろうか? みじめかどうかは、自分の感じ方、受け止め方次第だ。今回は、揺れ動く心を安定させるための「“みじめさ”を感じない5つの方法」を紹介したい。


■年下から潔く学ぶほうがかっこいい

自分に自信があり、余裕と客観性があれば、その道のプロが年下であっても謙虚に学ぶことができる。自我を横に置き、「無になれる男」は潔い。ただ単に年齢が上だからというだけで妙なプライドを捨てられず、こじれている初老男性は見苦しい。謙虚に教わるひたむきな姿からは、若々しいすがすがしさが感じられるものだ。


■本気になる場所を持つ

過去の栄光にあぐらをかいている人は特別扱いを望む。当然、誰にも相手にされず、みじめになる。それは本気で物事や相手と対峙していないから。要するに、心が暇なのだ。


■自分の看板を持てば背筋が伸びる

自分自身を表す「看板」を持てば、背筋が伸び、視座はあがり、自分に厳しくなる。顔つきは変わり、責任を持った発言をするようになる。みじめさを感じている暇などなくなる。


■自分の意見や世界観を発信し続ける

発信を続けるかぎり、独自の世界観を創造し続けられる。そこではあなた自身がリーダーだ。共感者が増えれば、使命感も湧き上がってくる。


■社会的地位や金ではなく楽しさで競い合う

社会的地位や学歴、資産などでマウンティングしてくる人との付き合いをやめる。“こじれオヤジ”たちとの縁を遠ざけることにより、心の周波数は健全に修正される。


■何事にも過剰に期待はしない

みじめになるのは「人に過剰に期待しすぎる」からだ。人間は本来、自分都合で自分のために生きている。誰かに過度に依存せず、どんどん忘れて、どんどん楽しむほうがいい。


■何歳までできるのか?ゲームとして考える

「もう老いぼれてきたな」と落ち込むのではなく、「何歳までできるかな?」とゲーム感覚になってみる。10年後、あなたはその道の超人になっている。


■自分が心地よいと感じる場所だけに行く

みじめになるのは「気に入らない場所にわざわざ出かけるから」。嫌悪感や怒りを我慢すると、みじめになる。マイナスな場所には行く必要はない。少しづつ縁を切ろう。


■何があっても平常心の人が最強

つまりは「無の心」だ。認識はするが、心は動かさない。すべては自然現象の一部ととらえる。座禅をしている感覚で「何か起きても動じない」と決める。これにより、みじめ妄想は払拭できる。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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