会社や上司からのプレッシャー「職場のトラウマ」克服法

2022/08/25

俺活入門20220729/1

「同い年や年下の上司からきつく注意を受けた」「社内で無視されている」…。そんなことが重なれば、誰だって会社で萎縮してしまう。これがトラウマになって、プライベートな時間も委縮したままの人がいる。さらには、退職後もずっと自分を解放できない人もいるようだ。

人間は洗脳されやすい。とくに、与えられた環境の中だけ生きてきた「環境受動型」の人は危ない。職場のトラウマは、職場を離れた瞬間に引きはがしたい。以下に紹介する「職場トラウマ克服法」を実践して自分の時間を取り戻してほしい。


■不得意な教科で赤点とっただけ

不得意で嫌いな職についてしまっただけ、得意で好きな仕事だったら、もっと業績は残せる! そう考えて堂々と自分に「言い訳」をしてみよう。単なる「逃げ」ではない。この「超積極的な現実逃避」が、あなたの心に「エスケープゾーン(避難区域)」をつくるはずだ。


■感情暴走の被害にあっただけ

暴言を吐かれたら、その相手が「病んでいる」と考える。『自分なら、あんな言い方はしない』と、あえて無言で“反論”してみよう。反面教師でアイデンティティを取り戻すのだ。


■そもそも“合わない人”が多かった

相性が合わない人が多ければ、もめ事だって起きる。嫌われもする。『仕方ないことだ』と周囲のせいにしてみる。そう思えば、心は少し楽になる。

もちろん、「周囲が全部悪い」なんてことはない。しかし、原因は自分以外にもあるのだから、もっと「誰かのせい」にしていいはずだ。そして「自分ならうまくいく」と自分都合で前向きに考えるようにする。


■〇〇なら時間を忘れて没頭できる

「企画系の仕事だったら時間を忘れて没頭できる」「イベントの仕事なら努力できる」など、自分が没頭できることを言語化し、心の真ん中に置く。屁理屈でも構わない。この思考が本当の生き方を見つける突破口となる。


■〇〇な人とならうまくやれる

「もっと遊び心があって、シャレがわかる人ならうまくやれる」「もっと向上心のある人となら仲良しになれる」など、人間関係においても、わがまま宣言をしてみる。

私も不遇の会社員時代、実際にサードプレイス(会社と自宅以外の第三の場所)でこの誓いを実践したら、生きることが抜群に楽しくなった。合わない人とうまくやれない自分を責めてはいけない。

もう、人生を棒にふるのはやめよう。屁理屈や現実逃避の先に、自分本来の未来がやってくることもある。「いい人」をやめて壁を壊し、サードプレイスで本当の人生をつくりあげよう。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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