50歳から実行したい!「やること」と「やめること」の選別

2023/07/27

俺活入門20230609

人生は思考と行動でつくられる。人生を変えたいなら、思考と行動を変えるしかない。そこで今回は、50歳からの「やること」「やめること」をテーマに、いくつかの事例を紹介したい。ただし、これはあくまでも一事例にすぎない。正解はそれぞれの中にある。


■自分にしかできない仕事をやる

自分がこの世に何が残したいなら、「嫌いで不得意なこと」に注力している暇はない。今すぐ、好きで得意なことに集中したい。

そのためには不得意な部分を思い切って外注する。会社との労働契約を見直す。それによって一瞬、収入が減ったとしても。好きで得意なことに集中すれば挽回できる。万が一、挽回できなくても人生に悔いは残らない。「俺らしい働き方」に挑んだ記憶は、未来永劫消えない。


■ときめく人と会う

いちど誘いに応じなかったからといって、友情や信頼がすぐ失われるわけではない。惰性で人と会い続けるほうが問題だ。いつもフレッシュな「進化形の自分」を目指すなら、会う事で自分がときめく人を思い浮かべ、その人に自分から声をかけることが重要だ。


■正しいか、ではなく楽しいかで考える

社会が正しくない、政治が正しくない。電車内のマナーが悪い、礼儀がなってない…。そんなことばかり気にしているとストレスがたまる。そういう気持ちはほどほどにして、「楽しいか、楽しくないか」で物事を判断してみる。きっと、見える世界が変わるはずだ


■数字ではなく、感動と笑いで競う

現役バリバリの人はとかく数字を追いかけがちだ。それを誇りに思う人もいる。たしかに、生きていくうえで数字はとても大事。社員や家族を守るためにも大切だ。

しかし、時には金勘定ではなく、感動と笑いの数を数えてみたい。手帳に感動と笑いの出来事を日々記載してみよう。そして、その数が少なかった日の過ごし方を改善してみるのだ。


■「クレクレ」をやめて奉仕を楽しむ

尊敬してほしい、丁重に扱ってほしい、優しくしてほしい、気遣ってほしい…。年を重ねた分だけ、そんな思いが膨らむ。しかし、期待と現実が異なると、メンタルが不安定になる。それが外にあふれ出ると老害になる。奉仕による満足感が、これを治す特効薬となる。


■“親活”を始める

俺活時間の1〜2割を親との時間にあててみる。1〜3日に1回、親に電話するだけでいい。話題に困ったら昔話をする。互いにとって悔いの残らない幸せな時間をしっかり刻む。過去にいろいろあった関係でも、「あと何回話せるのか?」と思えば愛のある会話が可能になる。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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