セックスレス夫婦の関係を改善する魔法の言語

2021/07/01

愛を伝える5つの方法

私は人から薦められた本は、必ずその時に購入するようにしています。「あとで買っておこう」と思ってもどうせすぐ忘れてしまうので、思い立ったが吉日。本のご縁は大切にしています。

結婚カウンセラーのゲーリー・チャップマンという方が執筆された本『愛を伝える5つの方法』(いのちのことば社刊)もそうして私の手元にやってきました。

セックスレスで悩んでいる方の取材をしようと思っていた時に、女友達から「まおりちゃん、夫婦のセックスに関して興味があるならこれを読んだ方がよい」とアドバイスされたのです。たまたま彼女の家を訪ねる少し前にラジオでこの本が紹介されたとのことで、なんだかご縁を感じました。

本書では、“愛を伝える言語が5つある”と説いています。1つが、肯定的な言葉。2つめがクオリティ・タイム(充実した2人の時間など)。3つめが贈り物。4つめがサービス行為。そして最後が身体的なタッチ。

自分や相手がどのような言語で愛を感じるのかを知り、それを理解して自分の行動を変えていくことで、2人の関係性が良いものに変わっていく、ということが書かれています。

たとえば、彼女を喜ばせるためにプレゼントを贈れば良いと思っていたとしても、彼女の愛の第1言語が「クオリティ・タイム」だったら、あまり喜ばれないかもしれません。

また、「一緒に過ごす時間がたくさんあるから私たちは大丈夫」と思っていても、もしかしたらお相手は「身体的なタッチ」が愛の言語だった場合、寂しくさせてしまっている可能性があります。

愛は2人が維持していかなければたやすく壊れるもの。だからこそ、工夫して維持していく必要がある。この本は、相手は何を求めていて、自分は何を求めているのかをフラットに語る大切さを教えてくれました。

夫婦関係で悩まれている方はぜひ手に取ってみてください。本当におすすめです!

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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