セックスの話をもう少しオープンにしませんか?

2021/07/16

幸せおじさん2021年7月16日

「性を真剣に話せるような世の中にしたい」

そう語ると、「下品だ」という意見が多く寄せられます。私のコミュニケーションスキルが足りないせいだろう、と結構落ち込み、「話すべきか」「話さざるべきか」の2択になります。

私が性の話をもう少しだけオープンに話せるようにしたいと思ったきっかけがあります。幼少期から性について話したり、見たりすることを禁じられ、その結果、セックスやマスターベーション行為がずっとダメなことだと思ってたからです。

そのような行為をしたいと思うたびに、自分のことが嫌いになってました。性に関する悩みがあっても誰にも打ち明けられませんでした。表に出してはいけないと、ずっと思っていたのです。

自分の身体の正しい情報を知り、何かあった時に相談しやすくすることは大切です。子どもだって「性の話は全てNG」ではなく、TPOを考えながら必要な時に教えてあげられる世の中になれば、悩みも減ります。

話す場所にもよりますが、今よりもオープンに話した方が良いトピックスとしては、「自分の体の仕組みについて」「妊娠や出産について」「セックスについて」など。これらをオープンにすることが悪になってしまった場合、自分の悩みを打ち明けられる場所がなくなり、性被害に遭ったとき誰にも相談できない可能性があります。

もちろん「性の話」をフルオープンにせよ、というのではありません。「性の話をしてはいけない」という意見を持つ方の多くは、下品な話を嫌っているのでしょう。確かに不要な個人の話だったり、知りたくもない性癖などを聞かされるのは苦痛でしかありません。そういう場合は相手や場所に応じて気を付けるべきだと思います。

繰り返しになりますが、人間の根本である「性の話」をすること自体が悪いこと、という風潮を、TPOに応じて話せるくらいにしたいという思いです。これは政治色とか抜きで、すぐに取り組めることではないでしょうか。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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