「イクメン」という言葉に「なんだかなー」と疑問の女性多し
2015年国勢調査によると、夫婦共働きの世帯は64.6%。今はもっと増えているかもしれません。ひと昔前は「家事・育児は女性の仕事」という価値観を持つ方が多かったそうですね。いまは男女で仕事を分けるのではなく、お互いにできることをして助け合いながらパートナーシップを築く方が増えています。
「男の仕事」「女の仕事」という考え方が希薄になったのはいいとして、男性がちょっと育児や家事に関わるだけで「イクメン!」「素敵な男性!」と称賛されることに、「なんだかなー」と疑問を感じる女性も少なくないのです。「女性はいつもやっているのになんで褒められないのか」という疑問がSNS上で飛び交っています。
とはいえ、私自身も「育児手伝ってくれる男性ってステキ!」という表現を無意識に使いがち。「育児は女性中心に行うもの。男性はその手伝い」というジェンダーバイアスがあることにハッとします。パートナーがいるのであれば、育児を「手伝う」という表現は適していません。
そもそも「イクメン」という言葉は2010年6月に、男性の子育て参加や育児休業取得の促進等を目的として「イクメンプロジェクト」が始動したことで広まったようです。
現在も女性誌では、男性にうまく家事・育児を手伝わせるために「やってあげたら褒めてあげましょう」というアドバイスがよく出てきます。
「いや、褒められなくてもやれよ」というSNS上のツッコミに共感はするものの、今までに「やる」という選択肢がなかった世代であれば、仕方ないのかもなぁと思ったりします。そもそも、男女問わず、家事や育児をやってくれた場合、もっと互いに褒め合っても良いのではと思います。
誰かのために自分の時間を使うことは、称賛されてしかるべし。「褒め合う」「助け合う」ことを互いに大切にする。これからは、そんなパートナーシップを築いていけたら良いのではないでしょうか。
この記事のライター
工藤 まおり
フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。
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