中高年男性がこの冬、街の女性の視線を集めるパンツはこれ!

2021/11/16

モテる男の1万円服装術20211110/ユニクロの「スマートアンクルパンツ 2WAYストレッチ」

冬にダークカラーが増えることは仕方ない、と思われがちですが、ワンポイント明るい色を挿しこむだけで、女性のリアクションは劇的に変わります。というのも「暗い色が増える冬こそ、明るい恰好をしたい」と考えている女性が多く、明るい色に目がいきやすい状況だからです。

女性のコーディネート依頼も受ける私のもとには、女性の本音が集まります。なかでも、色に関する女性の意識の高さは想像以上です。

今週から「冬モテする服」というテーマでお届けします。クリスマス、忘年会、初詣、バレンタインデーなど、冬はイベントが盛りだくさんですが、今回紹介する服はそんなイベント時に取り入れてほしい「冬の白パン」です。

この連載では、一貫して季節感の重要性を説いてきましたが、「冬の季節感」と「白パン」、一見矛盾するようなこの組み合わせを可能にする工夫があります。

白パンといっても、厳密にはオフホワイトなので、クリームシチューを連想するような温かみある色と言えます。また、ここで紹介するのはコーデュロイ生地なので、温かみある素材感も相まってコートやダウンジャケットになじみやすいのです。

とはいえ、白パン自体に抵抗がある男性は、やはり違和感を覚えるかもしれません。

違和感の理由として、「明るい色の合わせ方が分からない」という悩みを男性からよく聞きます。その解決策はとてもシンプルです。男性の場合、季節を問わず、上下半身のコントラストをハッキリつければいいのです。

たとえば冬の白パンに紺ジャケットと好きな色のセーターを合わせれば、「温もり」と「爽やか」の両立が可能です。このとき、茶系のローファーや革靴を合わせるだけで好印象が完成します。また、白パン自体は汚れることも考慮して、洗濯機で洗えるウォッシャブルのリーズナブルなものを選びましょう。

それでも冬の白パンに抵抗感を持つ人は、その他のパーツで明るい色を取り入れることも可能です。

冬に明るい色を取り入れるコツは「生地感」を考慮すること。パンツならばコーデュロイ、セーターならばカシミヤ、コートならばウールなど、温かみを感じさせるものを選びましょう。

長期に及んだ緊急事態宣言も明け、外食や旅行をしやすい状況になりました。いつどうなるか分からないからこそ、普段着とは異なる「ニューノーマルのよそ行き」で、今のうちに出かけましょう。

【写真】 ユニクロの「スマートアンクルパンツ 2WAYストレッチ(コーデュロイ)」(2990円)

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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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