驚くほどおしゃれにイメチェン、この冬必携のコーデュロイパンツ

2020/11/26

モテる男の1万円服装術20201111/メルローズ・コーデュロイパンツ

11月に入り、朝晩ぐっと肌寒くなってきたせいか、先日訪れた服売り場には、ずいぶん人が戻ってきていました。東京都心ではコロナ感染拡大の不安はあるものの、カップルや夫婦の来店も多く見かけました。



スーツが減った今年、買い物が面倒に…

オンライン会議やリモートワークが定着したせいかもしれませんが、どのお店でもスーツを品定めしている人はあまり見かけませんでした。ただ、ジャケットやきれいめなパンツを試着している人は多く見かけました。

今年の冬は例年と違い、スーツ需要が減り、代わりに単品の服が店頭に多く並んでいます。長いあいだ、男性の多くは仕事ではスーツ、休日はストライプやチェックのシャツにチノパンツやジーンズなどの組み合わせで過ごしてきました。そのため、いざ「新しい服を買おう」と思っても、何をどう買えばいいのか、難しく感じる人が多いようです。

特に、単品で買うと組み合わせがよくわからないし、色合わせもどうしてよいか分からない。だから、買い物そのものが面倒と感じてしまう…。そういう人のために私たちのようなパーソナル・スタイリストは存在するのですが(笑)。


寒くなったら欲しくなるパンツとは?

そこで、前回は「モテる新時代パンツ」として、「ユニクロのスマートアンクルパンツ」を紹介しました。「2WAYストラッチのウールライク」に代表されるように、「きちんとしながらラク!」という条件を満たしているからです。

今回は、もう少し寒くなった時に手を伸ばしたくなるパンツをご紹介します。年末年始のカジュアルコーディネートのシーンが増える時期に重宝する一本です。

「コーデュロイ」という素材は、これまではカジュアルシーンで着ることを前提に、圧倒的な保温力が特徴でした。しかし、どこか「もっさりしたおじさん」のマイナスイメージがありました。


従来の印象を変えた今年のコーデュロイ

しかし、今回紹介するコーデュロイパンツは、従来の厚ぼったさがすっかりなくなっていて、コーデュロイ素材に対する印象が変わりました。細い畝(うね)が柔らかな風合いと上品な光沢を生み出しているのです。

ウエスト部分はもうすっかりおなじみになった、ドローストリング(引き紐)付きのデザイン。紐で引き締めたり、緩めることも可能なので、年末年始用のカジュアルパンツとして、新調しておくと便利な一本となるでしょう。過去からずっと存在する素材の服も日々進化しています。マイナスイメージを払拭し、新しい素材のパンツにも挑戦してみましょう。

モテる男の1万円服装術20201111/メルローズ・コーデュロイパンツ・ウエスト部分:ドローストリングス

メンズメルローズの細畝のコーデュロイパンツ(税別1万6000円)

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この記事のライター

こうの めぐみ

こうの めぐみ

50代以上のデート・ファッションを提唱するパーソナル・スタイリスト。婚活中の人のプロフィル写真用スタイリングのほか、豪華クルーズ船に乗る人のスタイリングなども手がけている。日本元気シニア総研研究委員。


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