【写真解説】冬にモテるマフラー「アスコット巻き」のやり方

2021/12/19

モテる男の1万円服装術20211208/アスコット巻5

古い話ですが、韓国ドラマ「冬のソナタ」に登場したヨン様ことペ・ヨンジュンのマフラー姿は、多くの女性をときめかせました。以来、マフラーは冬の恋愛ドラマに欠かせない小道具となりましたが、日常生活でも“モテる小物”として活躍します。

ところが、「肝心の巻き方が分からない」という男性が多いようです。今回は簡単にできる「上品なアスコット巻き」を伝授します。

本連載で以前に「ミラノ巻き」を紹介しました。それに比べるとアスコット巻きは簡単です。その巻き方は、ドレスネクタイの締め方をベースにしたもので、上品な印象に仕上がります。その際、ミラノ巻きと同様にマフラーの質感が大切です。

ニット編みやストール風など、マフラーにはさまざまな生地がありますが、アスコット巻きをする場合はウールやカシミヤをフェルト状にした一般的な生地感がおすすめです。ただし、毛が抜けやすいものやゴワついたものなどさまざまですので、試着の段階で色より先に質感のチェックをお忘れなく。

このときのポイントは「しっとりした光沢」を選ぶことです。見比べて判断するのは難しいでしょうから、手触りを確認してください。滑らかなで張りがあるフェルトマフラーはウールやカシミヤに含まれる油分が多く、上品と色気の両立が可能です。

では、THE SUIT COMPANYの「ベビーアルパカ リバーシブルマフラー」(7480円)を使って、アスコット巻きの方法を写真で説明します。

まず首の後ろからマフラーを垂らします。このとき短い方と長い方というように、両端に差を付けましょう。

モテる男の1万円服装術20211208/アスコット巻1

次に長い方を短い方に巻き付けるようクルッと1周します。

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ただし、この状態では片方が長すぎますよね。

モテる男の1万円服装術20211208/アスコット巻3

そこで、長い方を下から上にクルっと、もう1〜2周巻きつけます。そして最後に結び目を平らに整えて完成です。

モテる男の1万円服装術20211208/アスコット巻4

ボタンを留めたコート姿に、アスコット巻きのマフラーを挿した姿は、まさに上品な大人の装いです。

モテる男の1万円服装術20211208/アスコット巻5

無地だけでなく柄物マフラーでもよく似合います。この冬はアスコット巻きとコートで素敵な出会いを目指してください。

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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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