ヘアラインの植毛で矯正するときのポイント!きれいな生え際に

2021/11/18 自毛植毛

ヘアラインの植毛で矯正するときのポイント!きれいな生え際に

普段、前髪やサイドの髪で隠れやすいヘアラインですが、ちょっとした瞬間に人目につくことがあります。クリニックの中には、自毛植毛やアートメイクを用いたヘアライン矯正を行っているところもあり、理想の生え際に近づけます。

この記事では、ヘアライン矯正のメリットや各施術の特徴について解説します。

ヘアラインで悩む人がジワジワ増加中

日本では男女問わず、前髪のあるヘアスタイルを好む人が多く、ヘアラインについてあまり気にならない人も多いようです。

自分のヘアラインが気になるのは、前髪をアップにするヘアスタイルをしたり、強い風が吹いて額全体が垣間見えるとき。日常生活なら、お風呂上りに髪が濡れていると、ヘアラインが見えやすくなります。

マイナーな悩みでもあるヘアラインの形ですが、額の形や顔の印象に影響を与えるものです。人によっては、ヘアラインが左右対称でなかったり、美しいラインを形成していなかったりすることで、コンプレックスを感じてしまうことも。

ヘアラインを整えると本人の印象もガラリと変わります。角ばった額であれば男性らしさが増し、丸みを帯びた額であれば女性らしい柔らかい印象になれます。また、生まれつき額が広い人は、薄毛のコンプレックスを解消できるかもしれません。

このように、ヘアライン矯正は女性だけでなく、男性もぜひ検討したい施術です。以降では、ヘアライン矯正の方法にはどんなものがあるのか、具体的にみていきます。

ヘアラインの矯正方法の種類について

おでこのヘアラインは外科的な処置や手術で整えることができます。ヘアライン矯正の施術には以下の2つがあります。

アートメイク

皮膚の浅い部分に染料を入れて、ヘアラインの髪の毛を再現する方法です。「ヘアタトゥー」とも呼ばれます。

近年では、毛並みを描くストローク法が人気で、ぱっと見て自然な見た目になることがあります。アートメイクは主に美容クリニックで行われています。

アートメイク(ヘアタトゥー)の施術を行っているSPJ東京クリニックインタビュー記事【薄毛の悩みに新たな選択肢/ヘアタトゥーの実力とは?】も是非合わせてご覧ください。

自毛植毛

後頭部など髪の毛がフサフサな箇所の毛根をヘアラインに移植する方法です。自分の髪を移植するため、きちんとした技術で行われれば、高い生着率を維持できます。

植毛部位からは毛が生え続けるため、矯正後もリアルなヘアラインを手に入れられます。ヘアラインの自毛植毛は薄毛クリニックや美容クリニックで行われています。


そのほかにも、額縮小術など間接的な方法でヘアラインを矯正できます。以降では、ヘアライン矯正の施術の特徴についてみていきます。

アートメイクによるヘアライン矯正のポイント

消えないアイブロウやアイラインなど、女性の間で人気のアートメイク。アートメイクの技術を応用して、ヘアラインへのアートメイクをする人もいます。アートメイクによるヘアライン矯正の特徴は以下になります。

アートメイクによるヘアライン矯正のメリット

アートメイクによる施術のメリットは手軽に受けられることです。施術は外科的処置が行われますが、植毛のように大がかりな手術ではありません。アートメイクによる施術は色素を定着するために、2回の施術が必要です。

費用は自毛植毛よりもリーズナブルで、日本のヘアラインのアートメイクの相場は数万円~数十万円で面積によって異なります。

アートメイクによるヘアライン矯正のデメリット

アートメイクでヘアライン矯正をしても、効果が続くのは2年ほどです。アートメイクは皮膚の浅い部分に色素を入れるため、肌の新陳代謝とともに少しずつ色が落ちるためです。さらに、染料によっては変色して赤みや青み目立つようになることも。

アートメイクは描く施術なので、ぱっと見のヘアラインは矯正できますが、髪のボリュームを表現できるわけではありません。また、アートメイクの染料の中には金属が含まれていることがあり、医療機関のMRI検査が一定期間受けられなくなる可能性があります。

アートメイクによるヘアライン矯正がおすすめの人

気軽にヘアライン矯正を受けたい人に適してます。リアルなヘアラインよりも、手軽でリーズナブルな費用でそれなりのヘアライン矯正ができればよい人に向いています。

自毛植毛によるヘアライン矯正のメリット・デメリット

植毛を受ける人の中でも、じわじわ人気が高まっているのがヘアライン矯正です。ここでは植毛によるヘアライン矯正の特徴についてみていきます。

植毛によるヘアライン矯正のメリット

植毛によるヘアライン矯正のメリット

自毛植毛によるヘアライン矯正は、髪の毛が生えてくるため、自然な見た目の仕上がりになります。アートメイクのように、髪の毛に合わせた色をぼかして入れるわけではないので、他人にバレにくいメリットがあります。

植毛によるヘアライン矯正のデメリット

自毛植毛によるヘアライン矯正は、大がかりな手術が必要です。一般に、自毛植毛では、髪が豊富にある後頭部からドナーを採取して、ヘアラインに移植していきます。ドナー採取部と移植部の2カ所の施術になるため、一定期間は傷跡が目立ちます。

また、自毛植毛は自由診療のため、移植数が多くなると費用も高くなる傾向があります。クリニックにもよりますが、1000株の移植で100万円前後の費用がかかります。

植毛によるヘアライン矯正がおすすめの人

本格的なヘアライン矯正を受けたい人におすすめです。自毛植毛は手術で行われるため、一定期間傷の管理が必要ですが、ナチュラルな印象のヘアライン矯正に適しています。

美容大国の韓国ではヘアラインの植毛が断然人気!

日本から美容整形ツアーで訪れる人も多い韓国。韓国旅行をした人の中には、ヘアライン矯正の大々的な広告看板を見かけたことがある人もいるかもしれません。

実は、韓国では日本よりも、植毛によるヘアライン矯正は身近な存在です。韓国でヘアライン矯正が注目されている理由は、やはり美意識の高さ。

日本では生え際のカーブを整えたり、額を狭くみせたりするためにヘアライン矯正をする人が多い傾向があります。一方、韓国では生え際ラインそのものの美しさに加えて、顔全体のバランスがより美しく見えるように、骨格に基づいたヘアライン矯正を行います。日本でも名が知られている韓国グループのアイドルも、ヘアライン矯正を行っているのだとか。

韓国のヘアライン矯正も、アートメイクや自毛植毛が主流です。日本と比べて費用は安く済むクリニックが多く存在していますが、別途「渡航費」や「滞在費」がかかるため、そちらも合わせて計算しておきましょう

クリニックにもよりますが、韓国のヘアライン矯正もアートメイクより植毛の方が費用は高くなる傾向があります。

まとめ

近年、性別を問わずに注目を集めているヘアライン矯正。施術はアートメイクや自毛植毛による方法があります。

それぞれの施術にメリット・デメリットがありますが、持続性や自然な仕上がりのヘアライン矯正をするのなら、自毛植毛を選ぶのがよいでしょう。

  • 参考文献
    ・親和クリニック https://shinwa-clinic.jp/
    ・id美容外科 韓国院 https://ginza.idhospital.com/
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