50歳を過ぎた大人が友達をつくる方法

2022/11/05

俺活入門20221014/

人は1人でも生きてはいける。最低限のお金さえあれば、1人でも死ぬまで困ることはない。しかし、実際はどうだろうか? やはり、近くに友達がいて、笑いや感動を増幅させれば、心理的な安心感も高まる。朝起きた瞬間、「今日はあいつと遊びにいく予定がある」と思えば心も躍るものだ。そもそも、孤独は寿命を縮めるという説もある。そこで今回は、なかなか難しいとされる「大人の友達のつくり方」についてお届けしたい。


■まずは「1人でも楽しげな自分」になる

自分が欲していても、相手が欲しなければ大人の友達は見つからない。恋人探しと同じだ。まずは、自分自身が「魅力的な存在」になる必要がある。そのためには逆説的ではあるが、「1人でも楽しめる人」を目指すべきだ。

「1人でも楽しい時間」を過ごせば、その人に「楽し気な人相」が刻まれる。その楽しい自分のまま「友達候補」と出会うのだ。陰気臭い雰囲気で出会った人は真の友達にはなれない。だからこそ、まずは「ひとり遊び」で自分自身を立て直そう。


■「友達になりたいタイプ」が集う趣味を始める

楽し気な自分になれたら、次は「趣味」を通じて出会う作戦だ。

その前に、あなたが出会いたいタイプの友人を思い浮かべよう。色気があって若い女性からもモテるタイプ、寡黙で落ち着いたインテリタイプ、快活なスポーツマンタイプ、ナチュラルでワイルドなアウトドアタイプなどの友達候補を決める。

それらのタイプから逆算して、そういう人と出会えそうな趣味の体験に行くのだ。ターゲットを間違えなければ、出会いたいタイプとピンポイントで出会える。


■「軽く1杯いきますか」と誘ってみる

気の合いそうな人を見つけたら、1時間くらいサクッと立ち飲みするくらいのイメージで軽快に誘おう。ポイントは「軽く」。これは「一定以上踏み込みませんから、安心してください」という気遣いだ。

女性を誘うときのようなライト感で、本当に1時間で切り上げ、余韻を残す。互いのリズムも確かめ合いながら、関係性をつくっていく。


■とにかく「肩の力」を抜く

「大人の友達づくり」では、とにかく「力を抜く」ことだ。考えを押し付けない、強く主張しない、囲い込まない、嫉妬しない、多くを期待しない、緻密になりすぎない、といった心構えが必要になる。

そして、相手を1人の人間として尊敬し、幸せを願う。肩の力を抜いて付き合いを楽しみながらも、自分自身は約束事やギブの精神を忘れない。つまりは、相手に対して寛容になるということだ。

     ◇

私は先日、最近仲良くなった「大人の友達」に声をかけ、海方面へのレジャーを計画した。未来に「仕事以外のアポイント」があるのは楽しい。これから育まれるであろう「大人の友情」を想像し、胸が躍っている。

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