「罪悪感」を感じないための技術
私たちは日々の暮らしの中で、常に罪悪感を感じる生活を送っている。 些細な事で自分を責め、本心とは異なる判断や行動を余儀なくされる。この積み重ねが自分らしさを失う原因となってしまう。今回は「罪悪感を感じない技術」についてお送りしたい。
■「誘いを断ったら悪いかな」
誘いを断ることに罪悪感を感じない方法は簡単。まず、自分が断られた回数が無数にあったことを思い出す。そのときに相手を悪く思う暇などなかったはず。今回断ろうとする相手も同じこと。あなたを責める時間などない。みんな、自分のことで精一杯なのだ。きちんとした理由を用意してお断りする。「たった30秒の労力だけ」で済む。
■グループから抜けたら悪いかな
あまり発言しなくなったSNSグループから抜けたいが、カドが立つから抜けられない。結果的に、無関係な情報が日々飛び込んでくるし、既存メンバーにはリアクションを期待させてしまう。
しかし、この「カド」は立ってもほんの数時間のこと。一瞬、『あ、あの人、挨拶なしに抜けたんだ』とネガティブな空気が生まれる。その瞬間は小さな痛みを生じるかもしれない。しかし、その痛みも1~2日たてば、みんな忘れてしまう。抜けたあなたのことまでかまっていられない。やはり、みんな自分のことで精一杯なのだ。
■「忙しい」と言ったら悪いかな
忙しいときにかぎって新しい仕事の依頼や飲み会の誘いがくる。何とかしたい、という罪悪感に負けそうになる。しかし、何度も言うが、あなたが断ったところで相手はそれほど気にしない。相手も自分のことで精一杯。むしろ、相手に期待を持たせるほうが罪な場合もある。
■すぐ返事しないと悪いかな
たくさんのメールの嵐。無理をすれば、すぐに返事ができるが、返信が雑になりそう。なにより疲れていて今は返したくない。とはいえ、返事を寝かすことに罪悪感を感じる。
心配ない。相手はあなたのことなんか見えていないのだ。ここは思い切って放置するか、「メールを拝受いたしました」と1行だけ返せばいい。相手も、目の前のことにただ忙しいのである。
■体調を理由に欠席したら悪いかな
体調が悪いときに、約束していた会合に行くべきか悩むことがある。しかし、これも過去を思い出せば、体調を理由に会合や約束を欠席、リスケされた記憶が無数にあるはず。あなたが無理をして約束を守ったとしても、それに見合う感謝を相手がしてくれることはない。
罪悪感は、あなたの脳内で勝手に起きているだけ。自分で自分を苦しめず、少しだけ自分本位になれば、生きることが楽になるかもしれない。
この記事のライター
潮凪 洋介
エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。
RECOMMEND
-AD-
YouTubeセミナー
-
視聴無料 セミナー
〜アメリカでのテストステロン補充療法〜
詳しくはこちら -
「男塾」配信セミナー特集
-
【共催】DANTES
-
【後援】日本Men's
Health医学会 -
【後援】日本抗加齢
医学会
ダンテス人気記事
2021/01/20
マスターベーションで男性器疾患を発見、実益も兼ねた最新「自慰マシン」
2020/04/01
AV男優になるにはどうすればいいですか【教えて!いろは先生】
2021/09/20
自毛植毛術後の後頭部はどうなる?どれぐらいで生えてくる?
2020/09/17
自毛植毛で後悔! 施術リスク(副作用や後遺症)に潜む悲劇…
2020/04/03
中高年を襲う男性更年期障害チェックリストと高める術
2021/10/09
中高年の性生活の実態調査公表
2020/04/02
ED(勃起不全)は実は大病のサイン、見逃すと怖い事態に
2020/04/02
ED治療薬とは?仕組みから効果まで徹底解説
2020/07/31
ED治療のオンライン診療とは?対応しているクリニック5選
2021/10/16
あなたのLINE、女の子をイラ立たせる「おじさん構文」になっていませんか?
2020/06/12
包茎の種類とそれぞれの手術・治療方法を分かりやすくご紹介
2020/04/03