初夏に好印象を与える「1枚で着られるTシャツ」をご紹介

2021/05/11

モテる男の1万円服装術20210428/

コロナ禍のゴールデンウイーク、今年も全国的に自宅で過ごした人が多いでしょう。とはいえ、外出の有無にかかわらず、着ている衣服は気持ちに影響を及ぼします。

初夏の陽気を感じる日中は、自宅でTシャツ1枚が楽ちんですが、同じように見えるTシャツ姿も、その印象はさまざまです。Tシャツ姿が「大人っぽく見える人」と「だらしなく見える人」には、一体どんな差があるのでしょうか。

自宅時間を充実させるコツは「丁寧な暮らし」を心がけること。Tシャツ1枚とっても、選び方ひとつで上質な気分を味わえます。そこで今回は「自宅時間を上質にする一着」にフォーカスします。

この1年でリモートワークが浸透しました。仕事とプライベートの境界が曖昧になった結果、「よそ行き」や「普段着」といった「場面を選ばないボーダーレスなアイテム」が増えています。なかでも「張り感あるハイゲージニットのTシャツ」は、リラックスと品位を両立した新時代の定番として人気です。

秋冬セーターのように編みこまれたニットTシャツは生地に表情があるため、1枚で着ても手を抜いているように見えません。セーターという言葉から「暑そう」と誤解されがちですが、コットンや化学繊維で織られているため、体感温度はカジュアルTシャツとさほど変わりません。

にもかかわらず、印象はエレガントに見えることが人気の秘密。特にハイゲージと呼ばれる密度が高いニットTシャツは、先週紹介した「ビデオ会議映え」するライトグレージャケットもよくなじみます。

選ぶ際は「サイズ感」と「生地の張り感」にこだわりましょう。これまではピタッとしたサイズ感で、ボディーラインを「見せる」時代でした。ところが今は、ボディーラインを「作る」時代です。その意味は「張りのある生地で体形補正する」ということです。

具体的には、鏡に映った自分の上半身がガッチリ見える程度のサイズ感がおすすめ。なぜなら、張りがない生地感では生地がゆるんでだらしなく見えるからです。これはカジュアルTシャツも同様です。

せっかく自宅で過ごすならば、Tシャツ1枚でも上質な気分になるものを選びましょう。紹介したTシャツはオンラインショップでも購入可能です。


【写真】UNITED TOKYOのストレッチ18gニットプルオーバー(1万1000円)

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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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