中高年男性の夏を快適にする「サンダル以上、スニーカー未満」のレジャーシューズ

2022/07/11

モテる男の1万円服装術20220629/

今回は、夏の休日を快適にする「サンダル以上、スニーカー未満のレジャーシューズ」を紹介します。

スニーカーやウオーキングシューズがNGというわけではありませんが、暑い日に半袖を選ぶように、「足元の衣替え」もファッションの大事なポイントです。

とはいえ、カジュアル過ぎるサンダルは、年齢が髙い人の場合はだらしなく見えかねません。大人の夏コーデを好印象にする「足元の工夫」についても考えてみましょう。

「エスパドリーユ」と呼ばれるスペイン由来のサンダルは、エルメスやランバンなどのファクトリーブランド「カスタニエール」のおかげで、人気に火が付きました。今回紹介するレジャーシューズは、そんなエスパドリーユを都会的にアップデートしたものです。

足全体を包み込んでくれるため、サンダルのようには見ませんが、高密度のメッシュ素材で軽快な印象です。そのためサンダル同様、素足履きでも快適な履き心地ですし、ソックスにも合わせられます。

ただし、ソックスはベリーショートを選んでください。というのも、一般的なソックスではレジャーシューズ特有の軽快さが損なわれ、足元がアンバランスに見えてしまうからです。

薄着の季節に野暮ったく見える原因は、全身と足元のバランスを見逃していることが関係しています。長袖から半袖に変わる上半身に合わせて、足元にも軽快さが求められるのです。

したがって、合わせるパンツ丈にも注意しましょう。くるぶし程度のアンクル丈のデニムや白パンであれば軽快でスッキリ見えます。膝丈のショートパンツを合わせるのも、こなれて見えます。

今回のサンダルは豊富なカラーバリエーションが用意されていますが、せっかくなので光沢感があるものを選びましょう。サンダルのようなカジュアルなアイテムはツヤが加わってもイヤらしく見えず、むしろエレガントな印象を与えます。

私のイチ押しは、メタリックな輝きを放つシルバー。年齢とともに、髪や皮膚もツヤを失いがちなので、足元くらいツヤがあってもいいのではないでしょうか。

この光沢感は、女性から「ステキですね」と声をかけられる可能性が高いと思います。足元のツヤから心に潤いをもたらせるかもしれません。足元から心身を若返らせてみませんか。

【写真】 アルフレッドバニスターの別注サマースリッポン(9900円)

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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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