多くの中高年男性が間違っている夏ショートパンツの選び方・はき方

2021/08/03

モテる男の1万円服装術20210728/ショートパンツ

夏のリゾートといえばショートパンツ。着ていく場所は選びますが、ここ数年の気温上昇から、夏を快適に過ごすアイテムとして注目を集めています。

とはいえ、一歩間違えれば、スポーツウエアや家着と間違われてしまいます。また、子供や若者の着るものという意識から、ショートパンツを外に着ていくことに抵抗感を持つ人も多いようです。

そこで今回は、リゾート地でも自宅周辺でも大人っぽい印象に仕上がる「ショートパンツの作法」を紹介します。

ショートパンツの印象は、丈感と生地感でガラッと変わります。なかでも膝丈のタイプは大人リゾートの印象に仕上がるため、おすすめです。

短い丈ほどハードルが高いかもしれませんが、「膝頭」と「くるぶし」を露出することで、むしろ子供っぽい印象を避けられるのです。というのも性別を問わず、大人の色気は「くびれているパーツ」から生じるからです。次にお店に出かけたときは、足のくびれが2カ所同時に見える膝丈ショートパンツを試着してみましょう。

このとき、前回紹介したさわやかに見える白パン同様、白いショートパンツをおすすめします。もしくは紺色など全身がグッと引き締まる色を選んでみてください。中間色といわれるグレーやベージュは、ショートパンツ姿を間延びさせる懸念があるため避けたいところです。

そうして選んだ真っ白のショートパンツを手持ちのポロシャツやリネンシャツに合わせるだけで夏のコーディネートが完成します。

生地はチノパン素材を選びます。透けづらく張り感がありますし、チノパン特有のカラッとした乾いた質感が控えめな印象を出します。光沢がない乾いた質感は控えめに見えるのです。

最後にショートパンツをはく男性すべてにお伝えしたいこと。それはムダ毛の処理です。といっても、ツルツルにそるのではなく、ナチュラルな印象になる「すきカミソリ」をおすすめします。ムダ毛を一部だけ間引き、長すぎる毛を不揃いに調整できる道具です。

モテる男の1万円服装術20210728/すきカミソリ

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以上の工夫を凝らすことで、自信を持ってショートパンツをはくことができます。次の休日には近所のショップでショートパンツを試着してみましょう。この時期は全国どのショップでも目立つところに展示してあります。楽しく選べそうですね。


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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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