大人も学べるYouTubeの「性教育」動画

2020/12/25

幸せおじさん2020年12月25日性教育

今に始まったことではありませんが、「日本の性教育は遅れている」といわれることが、またちょっと増えてきました。


「性」にまつわる話はどうしてもタブー視されがち。今も「教えられない」「話せない」という大人は多いのでは。

自分の体を守るためにも、誰かを傷つけないためにも、自分の子供に性の知識を教えていくことは大切です。私自身、小学生の頃にマンションの下で男性からお尻を触られたことがありますが、当時は「なぜ大人が自分のお尻を触るのか?」「なぜ私は嫌な気持ちになるのか?」が理解できませんでした。

私の知り合いにも、「小さい頃に友達の家に遊びに行ったら、友達のお父さんに胸を触られて嫌な思いをしたけれど、それが『悪いこと』だと思わなくて誰にも相談ができなかった」と話す人がいました。

「臭いものにフタをする」って簡単ですよね。そうしたくなる気持ちもわからなくもありません。でも、知らないことの代償が「性」に関しては、とても大きいと思いませんか。

今後もっとセクシャリティが多様化していく中で、「性」とひとくくりにして全ての話をNGにするのではなく、もっと細分化して知るべき知識を自分の子供に教えていかなければならないし、自分も知らなければなりません。私の中で、おすすめの性について学べる場の一つがTENGAヘルスケアが運営している「セイシル」というサイトです。

そして、もう一つが助産師で性教育ユーチューバーのシオリーヌさんこと大貫詩織さんのユーチューブチャンネルです。

ユーチューブを見ない方はぜひシオリーヌさんの新著『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』(イースト・プレス刊)を読んでみてください。わかりやすいイラストとともに、生理からルッキズム(外見、容姿による差別)の内容まで幅広い内容が解説されています。子供に教える前に、現状を認識するためにも、学んでみてくださいね。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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