大人の男が「つらさ」を打ち明けるための3つの方法とは?

2022/06/10

俺活入門20220520/

「つらいとか苦しいとか、打ち明けづらい…」

こんな気持ちに心当たりはないだろうか? 人はそれぞれ、他人からは想像もつかない意外な「負の感情」を抱えているものだ。その感情を蓄積したままでは、いつか「底なしの連鎖」に見舞われるかもしれない。

今回は、負の感情=つらさを打ち明けるの3つの方法について紹介したい。俺活ライフを健全に楽しむためにも「孤独」「自責」「虚無感」などのつらい感情を誰かに打ち明けて中和することを考えてみよう。


■「最近仕事ばっかりなんだ、誘い出してくださいよ」と頼む

「最近落ち込んでいて、生きている意味わからないんだ」

真正面からそんな言葉を投げかけたら、周囲は引いてしまうだろう。よほど仲のいい友達ならばまだしも、知人程度の人にそんな相談はできない。そんなときは笑顔で次のように投げかけてみよう。

「最近、仕事ばかりなんですよ。どこか、誘い出してくださいよ」

誘い出してほしいのは「心が病んでいるから」ではなく、あくまでも「仕事のストレスを発散したいから」という体裁をつくるのだ。

そうした投げかけなら、お願いするほうもされるほうも重くならない。悩みがあれば、誘われた先で吐露すればいい。私自身、出版した本が連続で売れず、「著者失格」の念に駆られているときに、この方法で乗り切った経験がある。


■「俺も実は悩みがあって…」と話す

周囲に悩みを抱えている人はいないだろうか? もしいるならば、その相談に乗ってあげよう。

ここでのポイントは、その人の相談に乗りながら、ついでに「自分自身の悩みを打ち明けてしまう」ということだ。相手は「この人も同じ境遇なんだ」と共感し、あなた自身も心が楽になる。

悩みを打ち明けあった同士には、不思議な絆が生まれる。この先も人生のさまざまな局面で互いの苦しみを分かち合い、解決のヒントを与え合うことができる。


■「こういうとき、どうしている?」とサラリと尋ねる

さっぱり、きっぱり、仕事上の「課題解決」を相談するように尋ねてみるという手もある。

「最近、何のために生きてるかわからないときがある。そういうとき、どうしたらいい」「死んだら楽になると思うときってない? そういうとき、何をして乗り切ってるかな」

この相談のポイントは、明るく笑顔で質問するということ。ポップな空気感をまとうことで、相談するほうも、されるほうも気持ちが楽になる。

もっと気軽に、つらさや苦しさを身近な知人、友人に相談できるようになれば、「負の連鎖」を断ち切れる。友人とは本来、「つらいときに打ち明けられる関係」のことだと思う。誰だって悩みはある。それを隠さずにキャッチボールし合えたら、俺活人生は何倍も楽しくなる。

  • はてなブックマークに追加

この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


RECOMMEND

-AD-