SNSで「誕生日おめでとう」とメッセージをもらった時が「人生を変えるチャンス」

2021/05/13

男性力アップ術20210326/イメージ

SNSのなかでも、フェイスブックは比較的年齢の高い人が使っているという。フェイスブックには「誕生日お知らせ機能」があり、友人や知人の誕生日が近づくと「もうすぐ○○さんの誕生日です」というお知らせが表示される。今回はこの機能を活用し、ゼロ円で幸福度指数を何十倍にも高める方法をお伝えしたい。

「お誕生日おめでとう!」を送るだけで幸せの寄付になる

やることはとてもシンプル。まず、友人・知人の誕生日がスマホに表示されたら、移動中などでも「おめでとう」を送ってみる。そこから「小さな幸福の循環」が始まる。

ここでポイントは、ただ「誕生日おめでとう」を送るだけでなく、相手が頑張っていることや成し遂げたことを称えたり、応援する言葉も一緒に送ることだ。

「○○プロジェクトの成功おめでとう」「○○への挑戦、頑張って! 応援しているよ」などと具体的に書こう。

この、相手目線のワンフレーズが相手を喜ばせ、前向きな気持ちにさせる。相手が大切にしていることに賞賛やエールを送れば、相手はあなたとの温かい絆を再認識するだろう。

逆に「おめでとう」のメッセージをもらったら?

もしも知人・友人から「誕生日おめでとう」のメッセージをもらったらどうするか。一言、「ありがとう」と返すだけにとどまったり、全員に一括で「皆さま、ありがとうございます」だけになっていないだろうか?

そのどちらも、人生の幸福のチャンスを捨てることになる。相手は、あなたを気にかけてくれているありがたい方々だ。仕事の手を止めて、心を込めた返事を返したい。

祝福される立場でも“相手を祝福”する

祝福のメッセージをもらったときこそ、相手を幸せにするチャンス。相手の活躍や印象に残る思い出、お世話になったことへのお礼を付け加えて返事を返そう。これにより、互いに幸福の周波が充満する。

「それって、あざとくないか? 営業手法みたいだ」。そう考える人もいるだろう。もちろん、自分のビジネスのメリットのために行う人もいる。実際、良い関係を作れば受注に結び付くかもしれない。しかし、ここではもっと大切なことに着目したい。

激務を半日休んで返答で得られたフルネスとは

先日、私の誕生日にいただいたメッセージに対し、半休をとって、ひとつひとつお礼のメールを返してみた。共通の思い出や、お世話になったことへのお礼、頑張っていることへのエールを全員に返した。

数百人への返事は正直大変だったが、心の中が温かさで満たされ、仕事では得られない幸福感が満ちあふれた。それは、人生で最も得たい感情だった。「このために生きていたんだ…」。そう思えた。

異性と縁をつくりたい人には必須のホスピタリティ

異性との出会いを求めている人は、相手の努力や誇りに目を向けよう。周りに愛を放射することで、あなたの人間性は周囲に伝わる。相思相愛となる異性との出会いは、そういう中からこそ生まれる。

毎日見慣れたSNSを、もう一度この視点で活用してみてほしい。そうすることによって、お金を払っても手に入れられないフルネスが、半日で手に入る。


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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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