すべての男の心を軽くする「手放しリセット」のススメ

2021/02/04

男性力アップ術20201127/イメージ

「世の中がこんなふうになって借金も増えた。もうたちゆかない…」。経営者や自営業だけでなく会社員の中にもそんな悩みを抱える人は多い。今回はコロナの影響による悩みを軽くする「手放しリセット」の方法を紹介したい。


「うまくいかないストレス」を抱えていませんか?

人々は今、多くのストレスを抱えている。会社の業績が悪化して上司や取引先からの風当たりは強くなり、給与カットによる金欠で家族との関係も悪化。外出自粛で楽しみはなくなり、運動不足でぜい肉だけがたまる…。

そんなストレスの原因を、今こそ一気に手放べきである。

まずは手放す爽快さを感じよう

ともかく、まずは小さな成功体験をしよう。手っ取り早いのが、デスクまわりと家の掃除だ。そこですべてのゴミを捨ててしまう。

「床面」が多く見える状態をつくるとスイッチが入る。「よし! こんなに気持ちがいいなら、いろいろなものを手放そう」となる。こうなれば、もう大丈夫。ここから本格的にリセットを実行できる。

ストレスフルなビジネスを手放す

まずはビジネスからだ。誰でもできる仕事を自分で抱えていないか? そんな人はマニュアル化して、得意な人に頼んでしまおう。

工程を明確にして報酬を払い、時間を得る。収益が上がっていない惰性の仕事を手放し、そこに高収益の仕事をはめ込む。

こうした「仕分け」はビジネスマンの常識。しかし、継続や努力を賞賛する“神話”が、その手放しを阻んでいるはずだ。まずは「ストレス上司や取引先」との接点を減らす方法はないかを考えよう。そして、そのほかにも手放すものはないか考え続けるのだ。

借金が増える出費を手放す

「今の家じゃなきゃダメなのか? 賃貸に出して郊外に引っ越したほうが出費も減り、自然生活を楽しめるのではないか? それが今のトレンドではないのか?」と想像してみる。

車は必要なのか、自転車でいいのではないか、子供の私立受験は不要ではないか…。そんなふうに、ニューノーマル時代に不要な出費を手放してみる。投資指向がある人、ステイタス指向の人こそ、「手放す」指向への転換をおすすめしたい。

不健康の原因を手放す

「その食欲は必要ですか?」とも聞きたい。なんとなく三食食べる、なんとなく酒を飲む。そういった習慣を疑ってみるのだ。

試しに食欲を遮断し、野菜とチキン、豆乳だけの生活を試してみよう。体も心も軽くなり、腹まわりも顔もシュッとし、ズーム会議が楽しみになる。生活習慣病の数値もよくなる。普段の食習慣、食欲を手放し、余計なカロリーを手放した結果、健康も得られるのだ。






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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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