子供と一緒に「俺」を取り戻す方法とは

2023/03/18

俺活入門20230217

人生において子供と過ごす時間は貴重な宝物だ。しかし、子供が大きくなると一緒に過ごすどころか、語り合う時間さえ限られてくる。そこで今回は「子供と楽しむ俺活のコツ」についてお届けしたい。心を開いて自然体の「俺」になれば、子供とも人間対人間のコミュニケーションを楽しめる。

■子供に人生の楽しみ方を教える

子供を思うばかりに、親はどうしても「お小言」が増える。ここは思い切って、遊び方を教えてみるのはどうだろう。世代間のギャップがあったとしても、「親から遊びを教わる」ことは新鮮だし、生きることを楽しむためのマインドは必ず伝わる。

子供がある程度の年齢なら、昔取った杵柄で「合コンテクニック」や「デートを盛り上げるコツ」「パーティーのやり方、盛り上げ方」などを教えてもよい。ちなみに、わが家では子供たちがすさまじい勢いで食いついてくる。その瞬間、私は親ではなく、完全に遊びの先輩と化す。

■仕事の問題を子供に考えさせる

自分が今抱えている仕事の壁突破の方法を子供に質問して、考えさせる。子供にとってはリアルな社会勉強になるし、親のほうも大人の忖度などとは無縁な、純粋かつ本質的な判断のヒントがもらえることがある。常識を知らない分、アクロバティックなアイデアが得られることもある。

■悪ガキ時代のエピソードをあえて話す

自分が悪かった自慢をするのはよろしくないが、「こんなに未熟で、こんなにバカな過去があったんだよ」と伝えることで、親子関係を超えた人間対人間の会話ができる。

はみ出すことや失敗することに子供が不安を感じていたとしたら、「大丈夫だ! なんとかなる」というメッセージにもなる。

■一緒にホームパーティーを企画する

自分の友人、家族を招いたホームパーティーを子供と計画してみる。友人をもてなし、良い思い出を刻む習慣は、人間として大切なことであり、最高の教育となる。一緒にリビングを掃除したり、装飾をつけたり、BGMを選んだり、料理を考える。本番では皆の喜ぶ笑顔をともに受け止め、噛みしめる。最高の「親子俺活時間」を過ごせる。

■子供にはやり歌を教えてもらう

一緒にカラオケに行き、あえて今時の歌を子供に教えてもらい、子供たちの文化の中に突っ込んでゆく。ラップの韻を踏めなかったりして子供に笑われることもあるが、子供たちが親をリードすることで、親子の絆が深まる。

■子供の夢を応援する

子供が将来やってみたいことや、興味があることを聞き出す。その実現に対するアイデアをプレゼントする。否定的なことは言わず、「やってみなければわからない」の精神で、夢に薪をくべる。年をとるとできない理由ばかり忠告してしまいがちだが夢を膨らますことに専念するのだ。







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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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