50歳からの「恋愛入門」

2022/10/06

俺活入門20220909

「もう1度結婚したい」「恋人やパートナーと出会いたい」。50歳を超えても、そんな「セカンドロマンス」を求める人は少なくない。今回は、私の周囲で20代〜50代の女性からモテている男性たちを分析するとともに、女性の意見も聞いてみた。「50歳からの“俺活恋愛”」の極意を紹介する。


■メールも性格もサッパリ系

①メールが長文②話が長い③すぐ“すねる”④こじれ承認欲求―これらは「モテないオヤジ」の4大欠点。これで他の長所も全部帳消しになる。俺活恋愛ではこの真逆を目指したい。メールも性格もサッパリ系になれば、恋愛の機会は断然高まる。


■服がスマート

高価でなくていいので、スマートな服を身にまとおう。最低限のセンスを維持するためにはファッション誌が必須。大人男性向けファッション誌の服のコーデを愚直にまねてみるのだ。ショップの店員さんに切り抜きを見せ、上から下までコーディネートを頼む。服が変われば「俺活恋愛」の勝率も変わる。


■会話は正否よりも楽しさ

「知的な会話が俺の得意技」という人は要注意。モテるオヤジたちは、そんな“爪”は隠し、「楽しさファースト」で会話する。論じたい気持ちをぐっと抑え、戯れトークで自然なやわらかい空気をつくる。知識や経験は「必要に応じて提供」程度でいい。「知的空回りトーク」で痛い空気をつくりがちな人は、映画「男はつらいよ」をもう一度見直そう。


■聞き上手で「広げ上手」に

話題を投げた後は「聞き上手」と「広げ上手」のスタンスがいい。ボールを受け取り、相手が気持ちよくなるように話を広げるのだ。肯定的なのは当然で、話す比率は7対3か6対4で相手ファースト。「広げ上手」になるには「無駄話」の場数を踏んで引き出しを増やそう。


■まず友達になる

すぐに「恋人モード」になりたがる男は、超絶イケメンでもないかぎり、10代だろうが50代だろうがモテない。しかも周囲に迷惑だ。まずは、全五感を開放して友達になる。異性と友達にもなれない人が「恋人」になれるわけがない。


■「場」がつくれる

「飲み会や食事会をセットできる」かどうかで、大人男性の魅力は大きく変わる。皆が楽しくなる「場づくり」ができる。これぞ成熟した男の“頼りがい”だ。積極的に幹事を買って出よう。


■女性も楽しめる「キラーレジャー」の達人

ゴルフ、ワイン、ジョギング、ダンス、ヨガなど、女性が休日に心を開いて大胆に参加できる趣味に通じる。それだけで出会いの数や質、女性へのアピール度は大きく違ってくる。


■いじらせセンスがある

気軽にいじられる人は断然モテる。尊敬されたい、威厳を保ちたい人は周囲もつらい。周囲が盛り上がるような「自虐ネタ」を提供し、いじりやすい雰囲気をつくる。自分を笑い飛ばせる「太い男」になることが重要だ。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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