中高年の「リアリティ恋愛番組」はこんなに深い

2023/06/28

幸せおじさん2023年6月28日30代半ばから60歳までの男女が古民家をリフォームしながら過ごし、“人生最後の恋”を探す恋愛リアリティーショーが注目を集めています。5月2日にスタートしたNetflix配信のリアリティー番組「あいの里」で、SNS上では「人間ドラマが泣ける」「キラキラしていないところが良い」などの好意的な意見が相次いでいます。

遅ればせながら、見始めてハマりました。実は私、日本で配信されているほとんどの恋愛リアリティー番組をチェックしているのですが、これまでの恋愛番組と「あいの里」の圧倒的な違いは、オシャレさが、ほぼないということ。


2人っきりですてきなデートスポットに出かけたりすることは一切ないのです。1対1での会話は、キッチンで料理をしながらや畑を耕しながら。その過ごし方が本当に日常的すぎて、親しみを感じずにはいられません。


参加者たちの会話も年齢を反映していて、「差し歯が取れそう」「ヘルニア持ちなんです」などと、健康談議が飛び出し、自然体でパートナーを探している姿がとても好感を持てます。そして、日本の番組では珍しく「性的に魅力を感じるか?」などの性事情をフラットに話している姿も面白かったです。


ちなみに私の推しは絵本作家の“みな姉”。アヒルや猿を連れてきてお世話をしたり、メンバーに優しく寄り添ったりする愛のある姿が魅力的だなと思いました。キュンキュンするわけないと思ってみてましたが、回を重ねるごとに、この60歳の女性の恋愛模様に、ときめかざるをえなくなってきました。


20〜30代の恋愛リアリティーショーでは味わえない、心温まるようなほっとする恋愛物語。いくつになっても恋愛ができるのだという勇気をもらえます。


パートナーと一緒に見るのもオススメ。あーだこうだと言ったり「こういう人ってどう思う?」など会話に花を咲かせながら、楽しんでほしい番組です。


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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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