「レズ風俗」を選択する女性の気持ちとは?

2022/07/08

幸せおじさん2022年7月8日

「レズ風俗」というサービスをご存じでしょうか。女性向けの風俗について、以前紹介しましたが、「レズ風俗」というものもあるのです。女性キャストが女性のお客さまに対して、デートや性的な行為などを行うのがサービス内容です。

2016年に発売されたコミックエッセイ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(永田カビ著)が話題となり、一躍認知されました。私の周りでもチラホラ体験者がいます。「レズ風俗」は、レズビアンだけのものかと思いきや、訪れる人の理由は様々。「自分の性的嗜好を調べるため」「自分がどこで快感を感じるのかを探るため」「パートナーとセックスがうまくいかなくて遊びに」など何かしらの理由を持って、女性たちが足を踏み入れます。私はセックスレスで、どうしてもパートナーとできない際の解決方法のひとつとも思っています。

2人で生活していくと、女性の場合も性的欲求を同じ人にずっと持ち続けることは難しいと思います。そんな時には、女性用風俗を…と言いたいところですが、パートナーによっては「異性相手は風俗でもNG」という男性はいます。私がこれまでお付き合いしてきた男性の場合、「男性の接客を受けるのはNGだけど、レズ風俗ならOK」と話す人が多かったです。どうしてもパートナーとセックスができず、「異性はNGだけど同性ならOK」という人であれば、「レズ風俗」を活用して性的欲求を発散させるのもひとつの方法ではないでしょうか。

何せ相手は女性の体のスペシャリスト。自分の新しい快感に目覚めるかもしれません。自分の体のことを知って、パートナーに伝えるキッカケができる可能性もあります。

性的欲求の発散方法は数多くあります。手近なところでは、グッズを使うというのもひとつの手です。外部サービスを使うことも、男性だけでなく女性にとって選択肢のひとつになり得るのが今の時代。自分に合った形でパートナーと分かり合えたら素敵ですね。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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