自分と誰かを比べて落ちこんでしまった時の対処法

2023/02/05

俺活入門20230120

『あいつに比べたら、おれは…』。誰かと自分を比べて落ち込んでしまうことはないだろうか。しかし、これは実は誰にでもあることだ。今回は「誰かと比べて落ち込んだ時の対処法」について考えてみたい。


■今あるものを数えてみる

これまでの人生で、努力によって手に入れたものや、達成できたことを一つ一つ数えてみる。キャリアや経験、あるいは家族の存在など、1つ1つ書き出すことで、すでに多くのものを手に入れていることに気づくはずだ。

手に入れたものや、達成できたことをきちんと目視することで、誰かと比べて落ち込む頻度は少なくなる。大切なことは、すでに自分が持っているものを磨いて輝かせるということ。それにより、人生はどんどん輝き始める。


■自分の強みを書き出す

自分の弱みにばかり目がいくと、劣等感がますます強くなる。逆に、「自分の強み」を改めて書き出してみよう。「発想力がある」「誰とでもすぐ友達になれる」「体力に自信がある」「幹事役が得意だ」…。

改めて書き出すことによって、自分の能力を再確認できる。『これだけの強みを持っているのだから、落ち込む必要などない』という気持ちに切り替わっていく。


■自分の世界観に浸る、広げる

ぶれない人は、必ず自分の世界観を持っている。独自の世界観を極めることに注力しているので、そもそも誰かと比べる必要がない。

ここでいう世界観とはライフスタイルのことだ。「山登り」「キャンプ」「釣り」「サイクリング」などの趣味が一番わかりやすいが、「独自のビジネス」の世界観を広げていくことも、何歳からでもできるはずだ。


■親と話してみる

どんなときにも無償の愛をくれるのが親だ。子供が元気に楽しく生きているだけで賞賛してくれる。成功しようがしまいが、親からすれば関係ない。だからこそ、親が元気なうちに話をたくさんしておこう。


■お墓参りに行く

墓参りに行くだけで、“命のリレー”を感じることができる。長年つながれてきた命の先端に私たちは今、生きている。お墓に行くと、たくさんのご先祖様が自分を守ってくれているような気持ちになれる。誰かと比べることがバカバカしくなる。自分を信じて一生懸命生きる気持ちを取り戻せるはずだ。


■俺活してみる

「俺活」とは「僕」や「私」ではなく、「俺」を主語にした生き方のこと。プライベートの時間では俺らしさに拍車をかけてみよう。『もっと俺らしくなるには、どんなことをすればいいんだろう?』と考えてみるのだ。それを日々考えることで、しっくりくる自分と出会える。

     ◇

誰かと比べて落ち込むことは、時には人生のバネとなる。しかし、劣等感に打ちひしがれて、ふさぎこんでしまいそうな時には、上記のことを試してみていただきたい。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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