自己肯定感は「書く」だけで高まる!

2022/07/29

俺活入門20220701/

「自尊心が傷ついた」「軽く扱われているみたいで、みじめだ」。降格や左遷、役職定年などで、このような感情を抱く会社員も少なくない。そんな時こそ、「書いて発信」がおすすめだ。書いて発信することで自己肯定感は確実に高まる。それを継続することで、自分が完全に支配できる「夢の世界」をつくることも可能だ。


■書くだけで「整う」

書くことは「感情の放出」とともに「思考の整理」にもなる。揺れ動き、定まらなかった「モヤモヤ感情」と「思考」がぴたっと固定されるので、心がスッキリするのだ。SNSやブログに書き込めば、それを読んだ「共感者」からの反応もあり、寄り添われている安心感も得られる。


■人生経験で得たノウハウを書く

誰もが1日に何回もスマホで検索をする。常に誰かが何かに困って「解決策」を探しているのだ。そこで、「困っている人の役に立てるコラム」を書く。これが検索され、誰かの役に立ち、“いいね”がつくだけで、自己肯定案は上がる。

あなたが役に立てる分野は何だろうか? これまでの職業経験、人生経験の中から探してみよう。


■相手目線7割、自分語り3割

文章は、あくまでも相手目線で書く。「早起き習慣をつくりたいなら、空腹で眠ることです。そうすれば朝早く自然に目が覚めますよ」など、相手目線のアドバイス文章にすることが重要だ。

そして、3割くらいは個人的なことも書くといい。「今日はランチにオムライスを食べました」「息子が成人して感慨深いです」などと書けば、人となりが伝わり、読者の親近感も高まる。


■ペンネームが新世界の扉を開く

ペンネームにすれば、会社にバレずに自由に好きなことが書ける。そして新しい「もう1人の自分」の人生をスタートできる。「キャラチェンジ」を楽しむこともできる。つまり、生まれ変わることができるのだ。


■ウェブメディア連載で読者が10倍に

世の中には多くのウェブメディアが存在する。そのジャンルはビジネス、健康、スポーツ、趣味など多岐にわたる。そのメディアでは常に執筆者を募集している。ギャラが出ない場合もあるが、「俺活ブランディング」と考えればタダでも書く価値はある。

ウェブメディアへの連載で多くの読者とのつながりが生まれ、あなたのファンもできるだろう。私はこれまで何人もの人たちを連載デビューさせてきたが、誰もが初掲出のときの高揚感はひとしおだった。

『連載なんて、とても…』と思うかもしれないが、まずは小さな感情の動きを文字化することから始めてみよう。慣れてきたら、「お役立ちコラム」に挑戦する。「読者」という名の共感者や友達が増えれば、自己肯定感は高まる。人生は「書くだけ」で動き出すのだ。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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