自毛植毛とプロペシア、併用はできるの?効果はどうなの?

2020/09/05 自毛植毛
自毛植毛とプロペシアの併用と効果について

AGAという言葉が浸透して男性の薄毛治療も一般的なものになり、真剣にケアや治療を考える人が増えてきました。

AGA治療の中でも自毛植毛は効果が高いといわれます。プロペシアなどの投薬から自毛植毛に切り替えたいと考える人もいるでしょう。また、自毛植毛後にプロペシアやミノキシジルなどの併用は必要なのか、疑問を持つ人もいるようです。

ここでは自毛植毛とプロペシアやミノキシジルの併用および、期待できる効果について紹介します。

自毛植毛とはどんなものか

自毛植毛はAGAの症状が出ている頭頂部などに、後頭部などの皮膚を移植する皮膚手術の一つになります。

AGAの症状が出ている頭頂部などはヘアサイクルの成長期が著しく短縮しており、髪が細く、発毛力も低下している状態になっています。

この部分の皮膚を切除し、代わりに後頭部の皮膚を移植することが自毛植毛になります。移植された頭皮は健康な毛根が残っているので、後頭部のように発毛が期待できます

また、自分の体から採取している頭皮なので移植の際のネックになる拒絶反応などもほとんどなく、1回の施術で治療の大部分が完了することも特徴です。

施術後は医師の指導の下で経過を見ることが多いですが、通院や投薬などもぐっと少なくなるでしょう。

自毛植毛の2回目、3回目は受けられるのか

自毛植毛は基本的に、1回だけの施術で終える人がほとんどです。

しかし、術後のケアや食生活、生活習慣などで移植部にAGAが再発してしまう人も一部にいます。

この場合、2回目の移植を考える人もいますが、国内で2回の皮膚移植を受けられるクリニックは非常に少ないのが現状です。

このため、2回目、3回目の自毛植毛を考える場合には、アメリカなど国外での自毛植毛を検討する必要が出てきます。

2回目や3回目の移植を考える前に、施術した自毛を安定させ定着を促す方法の一つとしてプロペシアなどの内服薬を術後に併用することもあります。


プロペシアの効能とは?

AGAの治療薬プロペシア

プロペシアはAGA患者が服用することで発毛効果を得られる処方薬です。

AGAの原因である男性ホルモンの5αリアクターゼに作用し、ジヒドロテストステロンの生成を大きく抑制することで、薄毛に対する発毛、抜け毛の防止などの効果を得やすくなります。

プロペシアは飲んですぐに効果の出るものではなく、最低でも4カ月以上、平均6カ月の服用が必要とされています。


自毛植毛後にプロペシアは必要か?


自毛植毛後もプロペシアを服用することで既存の毛髪と植毛部分の不自然さを改善することにつながるといわれています。

移植した部分には5αリアクターゼが少ない状態でも、境目などに5αリアクターゼが多く発生してしまうため、移植部だけはしっかりと発毛するのに境目などの抜け毛が進んでしまうことがあるのです。

“つなぎ目”の部分に不自然さが出てくることを防ぐことで、より自然な仕上がりの自毛植毛を維持できます。美容面から見ても、医師の指導での服用は続けたほうがいいといえます。

プロペシアと同様にAGAの代表的な外用薬「ミノキシジル」を併用する場合はどうなるのか?と考える人もいるかもしれませんが、プロペシア同様に自毛植毛後にミノキシジルを併用していく方法もあります。


服薬にフィナステリドを選ぶ効果は?


フィナステリドもプロペシアと同様に5αリアクターゼの効果を抑えるとされており、発毛効果を引き出してくれる薬の一つとされています。

ミノキシジル、プロペシアに並ぶAGAの内服薬として有名で、クリニックなどでも処方してもらえる内服薬です。

フィナステリドはプロペシアのジェネリック医薬品で、成分は同じになります。

フィナステリドは先発薬のプロペシアの金額がネックの人にはありがたい薬です。プロペシアからフィナステリドに切り替える人は少なくありませんが、この際にも医師の指導が必要になるでしょう。


プロペシア(フィナステリド)を服薬する際の注意点


プロペシア(フィナステリド)の副作用の一つとして、男性機能不全(ED)が挙げられます。全員に副作用があるわけではありませんが、可能性の一つとして出てくるかもしれないと考えておきましょう。

また、プロペシア(フィナステリド)は女性や乳幼児の接触が厳禁とされています。

これはフィナステリドが経皮吸収もされるものであり、妊娠中の女性は胎児への影響などの可能性がでてくることや、乳幼児などは男性器の形成に影響が出てくる可能性があるからといわれています。

AGAの治療は家族やパートナーとの協力が大事になってきます。

自毛の植毛の際は家族やパートナーと一緒にクリニックで治療方針を確認し、投薬や処方薬についての知識をしっかりと共有することをおすすめします。


ミノキシジルの効能とは?

ミノキシジルはAGAということが出る前に毛生え薬という名前で、男性誌などで人気を詰めた存在です。

頭皮に塗布する外用薬から、タブレット状態の内服薬のミノタブという名前でも有名です。

ただし、内服薬のミノタブに関しては利益と危険性が十分に検証されていないため、男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう注意喚起されております。

クリニックでも内服のミノキシジル錠を進めてくることはないでしょう。


自毛植毛後の外用薬ミノキシジル使用で発毛促進

外用薬ミノキシジル

外用薬のミノキシジルは毛母細胞の死滅を抑制し、脱毛を予防し、発毛を促進する効果があるとされていますが、AGAの原因になる5αリアクターゼに対する効果は少ないとされています。

そのため、5αリアクターゼを抑制したい場合にはプロペシアに切り替える、もしくは外用薬でミノキシジルと内服でプロペシアの併用に切り替えが良いでしょう。

自毛植毛後もミノキシジルの内服薬は推奨されていませんが、外用薬は推奨されております。合わせて内服薬のプロペシアも必要と考えるクリニックは多いです。


育毛剤の選び方は?

育毛剤は「化粧品」「医薬部外品」「医薬品」の3つに分類されます

化粧品や医薬部外品はネット通販などでも購入できますが、医薬品は薬剤師の取り扱いなどが必要になるので、ドラッグストアの店舗などで購入する際は薬剤師のいる時間帯に購入する必要があります。

化粧品は主に頭皮の正常化・活性化、医薬部外品も頭皮の活性化と発毛効果への期待が中心になります。

医薬品としては成分にミノキシジルが配合されている商品が出ています。効果が高いといわれている育毛剤は、医薬品や第1類医薬品に分類される育毛剤になるでしょう。


ミノキシジルが配合されているリアップが人気


育毛剤の中でも「リアップ」シリーズは非常に高い人気を誇っています。

リアップは製薬会社である大正製薬の製品で男性用の育毛剤です。

製品詳細(https://www.catalog-taisho.com/06801.php)

リアップにはミノキシジルが配合されており、壮年性脱毛やAGAの脱毛などに効果を発揮しやすいとされています。

自毛植毛の後にリアップを併用することで処方薬などの効果を阻害することなく、毛穴や頭皮の状態もベストなものにしやすいという口コミも多く見受けられます。

ミノキシジル配合なので、半年程度の継続使用が前提になります。

自毛植毛後の効果を維持するには、減薬、断薬と養毛剤を併用し、将来的には育毛剤だけでカバーできれば、コストも抑えることができます。


リアップと併用したいサプリメントの選び方


リアップと併用して取り入れたい栄養素はAGAの治療にも有効です。

栄養素としては「亜鉛」「ビタミン」が中心となります。

中でも亜鉛は食事からはなかなか接種できない成分なので、サプリメントでの補給が主になるでしょう。

亜鉛を中心としたサプリメントにビタミンも入っている場合がありますが、そちらを選んでも問題はありません。また、発毛成分の代表の一つに「ノコギリヤシ」があります。

ノコギリヤシは食事からの摂取は、ほぼ不可能なのでサプリメントでの摂取になります。

ノコギリヤシの成分はミノキシジルの発毛の仕組みとは違うものとされているので、サプリメントで併用した際に禁忌とはされていません。

とはいえ、AGA治療は体質などでも個人差が出てきます。ノコギリヤシのサプリメントを併用する際には一度医師に相談し、ほかの処方薬との併用禁忌はないかを確認しましょう。

まとめ

自毛植毛は即効性が高く、持続性も高いものになります。

また、植毛後に投薬や育毛剤などを使用することで、より高い持続効果が期待できます。

移植した毛髪を維持し、体質改善などを取り入れていくことで、発毛効果はさらに高くなることが期待できます。自毛植毛後の投薬や育毛剤の利用については、施術してもらった医師に相談してみましょう。



  • 参考文献
    ・INTI http://www.inti-tokyo.com/
    ・新宿ウエストクリニック https://www.westcl.com/
    ・AGAタイムス https://agatimes.com/

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