失敗しない自毛植毛の方法と医院の選び方

2020/08/20 自毛植毛
薄毛治療レベル

薄毛治療には自宅でできるものから病院に通院して治療をしていくものまで様々です。


いくつかある薄毛治療法の中でも、限られた通院回数でしっかりと効果を実感できる方法の一つとして「自毛植毛」があります。今回は、その自毛植毛の仕組みから失敗しないためのポイントまで詳しく解説します。


自毛植毛とは

自毛植毛とは、自分自身の髪を毛根ごと気になる部位に移植するという非常にシンプルな治療方法です。一度にかかる費用は、他の治療方法に比べて高価かもしれませんが、十分な治療効果が期待でき、少ない回数で治療を終えることができます。

男性型脱毛症(AGA)の場合は男性ホルモンの一種であるテストステロンが体内で変換されて生成されるジヒドロテストステロン(DHT)が原因とされています。

一般的に、DHTの影響を受けやすい頭頂部や前頭部で症状が進行することが多いため、後頭部や側頭部の毛髪を薄くなってしまった部位に毛根を移します。

個人差はありますが、施術から約1年ほどで植毛した部分の毛が生えそろう方が多いようです。

自毛植毛の手術について

自毛植毛の手術方法は毛髪の採取方法によって大きく2種類に分けられています。

メスを使う採取方法(FUT法)

AGAが進行していない部位の毛髪を短冊状に切り取ることで、移植可能な毛髪を大量に採取できます。植毛が必要な部位が広い場合に有効な方法ですが、後頭部などメスを使って毛髪を切り取った部位に手術痕が残ったり術後に痛みが出る場合があります。

メスを使わない採取方法(FUE法)

パンチを用いて1~数本単位で毛髪を採取し、植毛を行う方法もあります。メスを使う方法と比較して痛みが出にくく、手術痕も目立ちにくいです。

採取する部位を細かく選定することもできるようですが、一方で一度に採取できる毛髪が限られるため、広範囲の植毛には不向きと言われています。

これらの方法以外にも、ロボットを使った方法など自毛植毛を行っている各医院が独自で採用している手術方法もあります。

自毛植毛に失敗した例

自毛植毛に失敗した例

毛髪採取部位が薄くなる

後頭部や側頭部の毛髪を本来採取できる量以上に採取してしまったり、採取する時の医師やロボットの技術的な問題により移植元の毛髪量が薄く目立ってしまうことがあります。

採取部位にできてしまう髪の薄さを目立たなくするためには、移植できる量と必要な量のバランスを担当医師と話し合いながら決めていく必要があるでしょう。


植毛した毛髪が生着しない

自分自身の髪の毛を使って治療を行うものの、植毛が必ず成功する保証はなく、生えない可能性もあります。

一般的な自毛植毛の生着率は80~90%ほどだと言われています。

採取する際に毛髪が受けたダメージや移植時のダメージが大きいと上手く定着せず、自毛植毛を行っても毛髪が伸びないどころか脱落してしまうこともあるようです。

自毛植毛の成功率を少しでも上げるためにも術後の毛髪ケアも適切に行う必要があります。

自毛植毛したら抜け毛が増えた

おおよそ5人に1人の割合で術後に植毛部位の周辺に元々生えていた髪の毛が一時的に抜け落ちてしまう「ショックロス」が起きることもあり、中には抜けたままなかなか生えてこない場合もあります。ショックロスが起きる原因は明らかになっていませんが、ショックロスによって抜けた毛髪はまた生えてくるため心配は不要です。

仕上がりのデザインが不自然

髪質や毛穴の向きなどには個人差があるため、一人ひとりに合った植毛を行うことが大切です。しかし、十分なカウンセリングが行われていなかったり、医師の手技の違いなどで仕上がりが大きく変わってしまい、場合によっては不自然で納得のいく仕上がりとはほど遠くなってしまうこともあります。

担当医師と仕上がりや手法については十分に話し合いを行っておきましょう。

自毛植毛はこわい?失敗する?

自毛植毛は比較的手間がかからないものの、決して費用が安くはなく失敗する可能性も

ゼロではないため、治療をためらっている方も多いかと思います。

しかし、自毛植毛の成功率は通常95%と非常に高く、適切な医院を選んで治療を受けることで安心して自毛植毛を行うことができるでしょう。

また、痛みが少なく、手術痕が目立ちにくい手法で毛髪採取を行っている医院もあるため、特別な恐怖心を抱く必要もありません。

自毛植毛を行っている医院を詳しく調査し、自分自身が思い描いている仕上がりを正しく共有しておくことで、自毛植毛による薄毛治療を安心して受けることができます。

安心して自毛植毛治療するための医院選びのポイント

ホームページなどで実績を調べる

各医院の自毛植毛における実績を知っておくと、医院選びには非常に有用な情報となります。そのほかにも施術方法、費用やダウンタイムの期間などの情報を入手しておくと自分に合った医院を見つけやすくなるため、インターネットなどを活用して自毛植毛を行っている医院の情報を手に入れましょう。

費用の安さから、海外で自毛植毛による治療を受けることを考えている方もいると思いますが、安さがトラブルに繋がっているケースもあるため、細心の注意を払う必要があります。

また、日本以外で治療を受ける場合には、事前のカウンセリングを受ける機会がほとんどないこともあるので、日本以外で治療を受ける際はその部分を考慮する必要があるでしょう。

事前にカウンセリングを受ける

手に入れた情報を基にいくつかの医院に絞った後は、画像診断やカウンセリングを受けるなどして直接話をする機会を作りましょう。各医院の自毛植毛に対する考え方や治療の流れなどを確認することで、実際に治療を始める様子をイメージしておくと良いかもしれません。

仕上がりのイメージを共有する

実際に自毛植毛を行う医院を決めたら、必ず理想の仕上がりを共有しておきましょう。イメージを共有しておくことで、お互いの成功と失敗に対する認識をすり合わせることができます。「植毛自体は成功したけど、仕上がりが思っていたものと違う」なんてことが起こらないようにするためにもイメージの共有は必須です。

自毛縮毛はリサーチと準備が大事

自毛植毛は事前に準備をしておけば非常に成功確率が高く、十分な治療効果が得られる薄毛治療方法です。

クリニック選びは実績だけでなく、様々な角度から検討・比較をしましょう。【おすすめの自毛植毛クリニックとそれぞれの特徴を紹介】で名医と評判で人気の自毛植毛クリニックを紹介していますので、合わせてクリニックを選ぶ際は参考にして下さい。

まずはカウンセリングなどを十分に受け、納得した上で治療を受けるようにしましょう。安心して行うことができる薄毛治療のひとつであるため、ライフスタイルや費用とのバランスを考えた上でご自身に合った医院の自毛植毛を受けてみてはいかがでしょうか。



  • 参考文献
    ・自毛植毛 アスク井上クリニック https://asc-cl.jp/qa/
    ・『植毛の進化論! 本気で薄毛に向き合う人が読む本』 https://kkbestsellers.net/n/n8ca8ac5709c2
    ・薄毛治療の種類と効果|飲み薬から再生療法・最先端治療まで全解説 https://customlife-media.jp/thinning-hair-medical-treatment
    ・アイランドタワークリニック https://www.osaka-itcl.com/faq/

  • はてなブックマークに追加

RECOMMEND

-AD-