自分の居場所を取り戻し、自分らしい人生を豊かに生きる！　これをかなえるのが「俺活」のイズムだ。何をすれば幸せになれるか？　最善の答えはそれぞれの中にある。自分らしい人生、心豊かな人生は「受け身」では手に入らない。小さなことからでいいので、自分から仕掛けてみよう。今回は「自分で仕掛ける人、仕掛けない人」をテーマにお送りしたい。

■自分から友達を誘う人、誘われるのを待っている人

自分から友達を誘う人、誘われるの待つだけの人。あなたはどちらだろうか？　自分から誘うと、いいことがある。お気に入りの人を指名で選べる。これは、自分で豊かな時間を選んでいるのと同じことだ。

しかし、ただ誘われるのを待っていると悲劇が起こる。いつも暇なので、人数合わせのつまらない会合に誘われてしまう。気が進まないまま参加して、ストレスの蓄積と時間の浪費に嘆くことになる。

■自分からもてなす人、もてなしてもらうだけの人

得意先からおもてなしされたり、誰かが主催する会に客として参加したりと、もてなされるだけの生活だと、人生の楽しみは半減する。一番楽しいのは自主的に人をもてなし、喜ばせることだ。

相手の笑顔を見たり、感謝されたりすると、良き思い出がどんどん増える。受け身が続いている人は自分から会合を開き、幹事をやってみよう。

■好きで得意な仕事をする人、お金のためだけに働く人

好きで得意な仕事を本業以外でやってみよう。それだけで人生は何倍もエキサイティングになる。たとえ小さな失敗をしても、自分が好きでやっていることなので必ず立ち直れる。やらされ感ゼロ、わくわく感２００％のキャリアを積み重ねよう。

■鑑賞するだけの人、自分で発信する人

YouTubeやSNSなどのメディアは娯楽や知識を得るためだけのものではない。自分から発信すれば、受け手の共感を得たり、誰かの役に立ったり、ひょっとすると仕事につながるかもしれない。

たった一人でいいから「ファンをつくる」つもりで、好きなことや得意なこと、人の役に立てることを発信してみよう。小さな反響でも有頂天になれる。

■文句だけ言う人、良くしようとする人

政治が悪い、社長が悪い…文句ばかりで何の行動もしない人があなたの近くにもいるだろう。そんな不毛なことからは距離を置き、自分の家族や友人、仕事仲間の心が豊かになるような「何か」を始めよう。

　「みんなで集まって食事をしよう」と切り出すもよし、困っている誰かを手伝うもよし。周囲を良くしようと動くほうが、はるかに健全だ。