コロナ時代に最適なユニクロの「最強パンツ」

2020/11/20

モテる男の1万円服装術20201104/ユニクロ・スマートアンクルパンツ

整えた上半身に、パンツ一丁の下半身。モニター越しに映らないリモート会議の身だしなみをネタにした、洋服の青山(青山商事)京都河原町店のマネキンが話題になってから約5カ月。非常事態宣言解除から半年近くたちますが、昨秋に比べ、自宅時間は増えているのではないでしょうか。そして季節の変わり目を迎えた今、再び「新時代のパンツ問題」に注目が集まっています。

オン・オフ兼用のパンツが求められている

オン・オフの境目がなくなってきた結果、外でも履けて家でも心地よくいられるパンツが求められています。ジャージーパンツはラクですが、外出には向いていません。リモート会議の上下半身のアンバランスな姿を、奥様から突っ込まれた男性もいるのではないでしょうか。とはいえ、外出用のジーンズやチノパンでは、なかなかリラックスできないことも事実です。

そこで前回は、「暖かいのにゴワつかず見た目はスッキリ」というウォームイージーパンツを紹介しました。最近、アパレル各社から「ジャージー以上、スラックス未満」というこの手のパンツが増えています。もはやウエストゴムは欠かせません。ラクな格好でありながらも外出できるエレガントな見た目、今回は「モテる新時代パンツ」を紹介します。


ユニクロのスマートアンクルパンツ

私が注目したモテパンは「ユニクロのスマートアンクルパンツ」です。チノパンのようなコットン素材からヒートテックの機能をもった型まで、そのバリエーションはさまざまですが、「2WAYストラッチのウールライク」に私は着目しました。

「きちんとしながらもラク!」という条件を満たしていたからです。この「きちんと感」は年齢を問わず、いくつになっても欠かせない清潔感を下半身から演出してくれます。

部屋着感覚で着られるウエストゴムは、外側から見えません。加えて、センタープレスを裏側からコーティングしているため、洗濯しても折り目が消えません。この2つの特徴が、自宅生活で生じがちな生活感を消してくれます。


スニーカーとの相性も抜群

その名の通り、シルエットがスマートに見えることもポイント。同時に、屈伸したときに感じるストレッチはジャージーそのものです。

くるぶし丈のスラックスなので、ローファーのみならずスニーカーも簡単に合わせられます。紺色のスラックスに白スニーカーは相性抜群です。このパンツなら奥様に突っ込まれることもないでしょう。オン・オフの境目がなくなってきたこれからの時代にふさわしい一本です。


写真はユニクロのスマートアンクルパンツ【ウールライク】(税別2990円)

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この記事のライター

こうの めぐみ

こうの めぐみ

50代以上のデート・ファッションを提唱するパーソナル・スタイリスト。婚活中の人のプロフィル写真用スタイリングのほか、豪華クルーズ船に乗る人のスタイリングなども手がけている。日本元気シニア総研研究委員。


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