テストステロン高い職業の代表格は芸術家 もちろんアノ人も…

堀江メソッド筋トレ2022年7月27日

芸術家はテストステロンが高いということが分かっています。組織に属さず、自己を表現することを職業としているわけですから、それもうなずけますね。

日本にも世界的な芸術家は多数いますが、一般の人たちに強烈な印象を与えた人といえば、なんといっても「芸術は爆発だ!」の岡本太郎さん(1911〜96年)でしょう。岡本さんが残した名言の数々は、現代を生きる男性諸氏の心に響く言葉ばかりです。


「なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ」

思い付いたら即行動し、失敗してもそれを糧にする。その気持ちがあるかぎり、実質的には失敗はない。そういう意味でしょう。

未知の世界でも恐れず、挑んでいく。まさに、テストステロンが高いからこその名言です。岡本さん自身、自分の信念に基づく新しい芸術を世に訴え続けた“冒険家”でした。


「逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ」

岡本さんはフランスで得た西洋の芸術を帰国後に日本で表現し続けました。奇抜な構図や色使いは先輩たちから「才能がない」「色オンチ」などと酷評を受けたそうです。しかし岡本さんはひるむことなく、自分のスタイルを貫き通しました。その結果、「太陽の塔」に代表される独自の芸術世界が開花しました。どんなに酷評されても立ち向かう姿勢からもテストステロンの高さがわかります。


「信念のためには、たとえ敗れるとわかっていても、おのれを貫くそういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞと僕は言いたいんだ」

これは、「どんなことがあっても群れを守る」というボス猿の本能と通じます。ボス猿には群れを従えながら守る「社会性」と、群れのために餌を確保し分け与える「狩猟能力」が一番優れた高テストステロンの猿が選ばれます。そして、形勢的に不利な他の群れとの抗争の際も、かまわず戦います。


「人間は男でも女でも、本当に『生きる』ためには、自由でいきなきゃいけない。だからぼくは『結婚』なんて枠にはまりたくないんだよ」

 岡本さんは、パリ留学時代もよくモテたそうです。戦後帰国してから生涯寄り添い続けた女性がいましたが、決して籍は入れませんでした。岡本さんは、ご自身に正直に生き抜かれたのだろうと思います。だからこそ、高度成長期に個性を失いつつあった人々の心に突き刺さる、数々の名作を残すことができたのでしょう。

【一般社団法人1UP学会】

男性医療に関する最新医療技術や情報の啓発・広報活動を行う医療専門団体。テストステロン補充療法による専門外来を東京都千代田区の日比谷国際クリニック(http://www.hibiyakokusai.or.jp)で実施している。



【堀江メソッド】

岡本さんのほかにも、ピカソも恋多き芸術家として知られています。テストステロンが高い芸術家は恋愛好きのようです。「英雄色を好む」と言われますが、テストステロンが高い人は老若男女誰にも好かれることがモテる秘密です。テストステロンは”思いの強さ”と、願望をかなえたいという、”執念と行動力”の両方に働きます。


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この記事の監修者

堀江 重郎

堀江 重郎

1960年生まれ。東京大学医学部卒業。日米で医師免許を取得。国立がんセンター中央病院、杏林大学講師を経て帝京大学医学部主任教授に就任し、日本初の男性更年期外来を開設。2012年に順天堂大学医学部教授に就任。日本抗加齢医学会理事、日本Men's Health医学会 理事長を務める。『ホルモン力が人生を変える』他著書多数。テレビ番組の出演、監修も多数。


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