モテるオヤジと嫌われるオヤジ、その決定的な違いが判明!

2020/08/05

男性力アップ術20200626/イメージ


週末の夜、いつもの女史との「モテオヤジのコミュニケーション談義」に花が咲いた。「『あわよくばオヤジ』はモテない! 下心満載のオーラがあふれ出た途端、オジサンはモテなくなるの。今のオヤジの“モテ”は、さりげなさが鉄則なのよ」


モテる鉄則は、さりげなさ


女性のほうから誘いたくなるのが「モテオヤジ」で、女性から逃げられるのは、鼻息の荒い「あわよくばオヤジ」なのだそうだ。



「あわよくばオヤジ」たちはいつも鼻息荒く、モテようとお金も労力も注ぎ込む。


しかし、それは「ビジネスパパ活」にすぎない。 


常に「あわよくば、なんとかしてやろう」という必死の下心オーラが漏れ出ているので、女性は直感する。


男から“あわよくばオーラ”を感じると、「キモい」「ウザい」「面倒くさい」となる。


ところが、女性がNG信号を発しているのに、自慢話をしたり、お金や肩書でひき付けようとしたり、LINEで長文の自分語りを送りつけてきたりする。こんなオヤジはどこまでいってもモテない。


「モテる」と「あわよくば」の境界線は?


では、令和時代の「モテるオヤジ」と「あわよくばオヤジ」の境界線は何か? 


モテるオヤジはLINEの返事は遅く、文字数も少ない。


あわよくばオヤジは即レスの長文で、聞いてもいない自己紹介まで長々と書いてしまう。


また、モテオヤジは1時間のランチに誘うが、あわよくばオヤジはすぐに豪華ディナーに誘い、終電を逃させようとする。


モテオヤジは仕事中の感動を話すのに対し、あわよくばオヤジは「自分の収入」と「仕事で動かしている金額や権限」を言いたがる。


さらに、モテオヤジは複数女性に20%ずつ微量な恋心を抱くが、あわよくばオヤジはひとりひとりに120%の恋をして重くなる。


極めつけは、モテオヤジは自分をスルーした女性とも純粋に友達でいられるが、あわよくばオヤジはスルーした女性に敵意を持ち、悪口を言いふらす。 



「距離」と「空間」が、さりげない魅力を増幅


令和のモテオヤジの定義は、Withコロナを通じてさらなる変化を遂げた。モテるのは「ディスタンスのある男」だ。


女性の心に残るには「ランチとかズーム飲みデートでもいいから、つながっていたい」と思わせることだ。


話題や感性、ビジョン、笑いのツボが合い、心地よさが感じられる同士だけが好意を持ち合う。


「ランチをするだけでも楽しい」「久々に会ったけれどやっぱり魅力的」。そう感じた関係だけが生き続けるのだ。


適度な距離感や、さりげない好意の中で女性は相手が必要だと認識する。


密着や押しの一手は、もう通用しない。誰彼なく密着して口説きまくり、どこで誰と濃厚接触しているかわからない「距離感だけが売りの男」は、別の意味でも敬遠される。


さりげない距離感を持ち、あえて空白を設けたオヤジだけがモテ続けるのだ。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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