姿勢改善筋トレ「ナインティハーフ」で仕事疲れを解消しよう

2020/09/14 ダイエット痩身

モテる体をつくる20200909/写真③

いくら筋肉を鍛えても、姿勢が悪ければカッコイイ男とは言えません。そこで今回から「仕事疲れ解消!姿勢改善編」と題し、姿勢を正すためのストレッチを中心としたトレーニングを4回にわたり紹介していきます。

デスクワークで「猫背」急増

パソコンやスマートフォンなどの普及により、多くの人が生活習慣として猫背になりやすい傾向にあります。頭が前のめりで首は過剰に丸くなり、背骨が反ってしまうといったことが要因です。

背骨は首(頚椎)、胸(胸椎)、腰(腰椎)、お尻(仙骨)、尻尾(尾骨)といくつかのパーツに分かれていて、全体的に「S字」を描くのが正しい姿勢となります。

私は整骨院も経営していて、体に不調がある患者さんと触れ合う機会が多々あります。人により姿勢のクセはさまざまですが、一日中ずっと座って仕事をしているデスクワーク中心の人は、どうしても猫背になる傾向が強いように思います。


姿勢不良で脳の血流低下

姿勢不良によって生じる現代人の恐い症例として、肩こりや腰痛のほかに「脳への血流低下」による機能低下があると言われています。これは、パソコンやスマホを見ている時間の長くなったことが原因です。持続的な負荷は視覚機能の低下を招き、同時に口呼吸をしやすくなることで酸素や栄養が脳に運ばれにくくなってしまいます。

正しいポジションに骨格を戻し、筋肉で支えることで、現代に生きる私たちが抱えている姿勢不良を矯正していく必要があります。骨格が正しい位置に戻れば、美しい立ち姿になります。また、鼻から呼吸を深く吸い込むようになるため、体内の酸素供給量が増し、疲れにくい体にもなります。

コロナ禍で在宅でのデスクワークが多くなり、姿勢不良の人がとくに増えてきています。今回から始めるトレーニングを日々の生活に取り入れ、疲れ知らずの体を一緒につくりましょう。それでは1つ目の「ナインティハーフ」を始めます。


疲れ知らずの体をつくる「ナインティハーフ」のやり方

まずは横向きに寝て、下になっている腕を前に伸ばします。

モテる体をつくる20200909/写真①

次に、上になっている脚の股関節、膝関節を90度に曲げ、両手と体をまっすぐ伸ばします。

モテる体をつくる20200909/写真②

その状態から上になっている手を逆方向に広げていき、胸を大きく開きます。

モテる体をつくる20200909/写真③モテる体をつくる20200909/写真④

体をねじるようにゆっくりと開いていき、体がしっかりストレッチされていることを意識してください。完全に開ききったら、ゆっくりと元の位置まで戻していきます。

モテる体をつくる20200909/写真②

呼吸は開きながら大きく吐いていき、戻す時に吸いましょう。この動作を10回2セットほど繰り返します。


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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。


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