女性が大嫌いな「承認欲求おやじ」化を防ぐ3つの方法

2020/10/30

男性力アップ術20200828/イメージ

宴席で若い女性たちに嫌がられる筆頭が「承認欲求オヤジ」。自慢を含む「俺話」を長々と展開し、「すごいですね」と何回も言わせる。そして、たいして面白くもなくジットリした浅~いオチで締める。

嫌がっているのは女性だけではない。20-30代の若者男子もずっと「作り笑い」をして過ごさないといけない。

これはもはや「人災」でしかない。今回はそんな承認欲求オヤジにならない方法をお伝えしたい。

自慢オヤジは猛暑でも「寒い」

自慢オヤジの周囲はいつでも、どこでも、猛暑に関係なく「年中寒い」。なぜ、そんなに自慢したがるのか?

「自慢をしないと、不安で仕方ない」。それはわかる。「会話に自信がない」。だから「肩書きやカネをちらつかせる」。それもわかる。

しかし、女性や、若者たちはその場を「楽しみたい」だけ。オヤジの承認欲求を満たす福祉活動のためにいるのではない。周囲を寒がらせないためには「聞かれるまで自分の話は2割しかしない」のがいい。


自慢するな!自虐しろ!

もちろん、人生経験や仕事について質問されたら、端的に教えてあげよう。しかし、リクエストがないかぎり、それは不要。もし、承認欲求が沸き上がり、「俺話」をしたくなったら、以前ここに書いた「自慢するな!自虐しろ!」を思い出そう。

若い女性たちは「オヤジどもの笑えるポンコツ話」を聞くのが嫌いじゃない。「壁」が壊れて気軽にからみやすくなる。「いやあ、娘から顔に消臭剤をかけられたよ~」「参観日、出席拒否された」「最近、顔が腐敗してきてね~、防腐剤が必要なのよ~」。そんな自虐をしたほうがあなたの価値は10倍上がる。


ヘンなあだなをつけてもらおう

会話に自信がないから、カッコつけたり自慢したり知識をひけらかすしかない。そんな人は「自分に似ているちょっとダサい芸能人」がいることをカミングアウトしよう。

自分よりも断然カッコイイ芸能人をあげて、「よく吉田鋼太郎に似てるっていわれる」なんて言うと大事故勃発。周囲に悪寒がはしる。

そうではなく、もっと三枚目なビジュアルの芸人・著名人に自分をなぞらえよう。そのほうが断然潔いし、男らしい。そして、その名前で自分を呼ばせて、大笑いしてもらおう。



まじめ陰キャラで指摘癖はいらない

大人だから、年長者だからといって、若者の足らないところを細々と指摘したり、統制をとるだけが役割じゃない。年長者ならば、「周囲を楽しくする年の功」も発揮したい。まじめな暗いキャラで指摘ばかりしていると「能がない年長者」だと思われてしまう。

自虐ネタで周囲を笑わす豪快キャラこそが人間として尊敬され、親しまれる。もっともっと「バカ」になり、自分自身もラクになろう。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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