「プチ同窓会」を開こう!中高年男性に8つのメリット

2023/01/04

俺活入門20221209

「同窓会を主催したら“俺”を取り戻せるはずだ!」。この確信を証明すべく、実際に「同窓会」をやってみた。その結果、驚くほどの幸福感を得ることができた。今回はその効果について紹介したい。

■“生きているだけで幸せ”な状態が確認できた

「仕事で成果をあげなければ」「お金をもっと稼がなければ」「もっともっと社会に影響を与えたい」。そんな、自分を追い込むような感情が消えた。同窓会の最中、そして開催後の数日間、自分を追い立てていた感情は消え去り、「ただ生きているだけで幸せ」な心理状態になれた。

■腹の底から笑うことでスカッとできた

仕事中に腹の底から笑い転げれば、信用を失う。仕事では節度が必要だ。しかし、同窓会ではそのタガが外れる。感情の赴くままに笑いきることができた。同時に、普段の自分がいかに浅い笑いに甘んじていたかにも気づいた。普段から「深い笑い」で自分を自由にしてあげたいと思った。

■大人の友情を育むことができた

会って話すことで関係性を温め直すことができた。人は年月とともに仕事や生活のステージが変わり、新しい価値観が生まれる。その新しい境遇が、以前はそれほど仲良くなかった相手との新しい友情を築くきっかけになった。

■自分はどう生きるべきかが再確認できた

同窓会では、自分の強みや趣味嗜好、そして本来の性格に改めて気づけた。その結果、「もっと力を入れるべきこと」と「捨ておくべきこと」「誰かに任せてしまうこと」が鮮明になった。

■新しい夢を確認できた

「あんなことをやってみたい」「みんなで○○をやらないか?」などと前向きに語らううちに、今後の新しい夢が生まれた。自分が気づかない角度から「共通の夢」が生まれたのだ。

■定年退職後、“少年時代に戻る”楽しみができた

定年退職後に友達がいない…。そんな不安とは無縁の興奮と好奇心に満ちた自由な未来が想像できた。本音で語れる仲間たちと改めて「少年時代の夏休み」を送る未来が確信できた。

■人生の最期を見送ってくれる面々が確認できた

人生最期のセレモニーで自分を囲んで送り出してくれる仲間が確定した。自分の最期を彼らに語ってもらうことを想像し、もっと自分の魅力を磨いていこうと決心できた。

■人間の「軸」を取り戻せた

「一人の人間」としての「自分のあるべき軸」が確認できた。同窓会は自分を本来の姿に矯正する場となった。自分が抱いていた“違和感”を払拭できたのだ。

普段の仕事や生活に縛られていると、自分軸を見失ってしまう。自分らしく“生身の時間”を過ごせる「プチ同窓会」を開くことで、特に50歳以上の男性の「幸福度」は向上するはずだ。










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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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