屋内で着ても恥ずかしくないユニクロの“防寒着”

2020/12/16

モテる男の1万円服装術20201202/ユニクロウルトラライトダウンコンパクト

コロナ前から続くアウトドアブームは、長引く自粛生活によって拡大しています。そして、その影響はファッションにも色濃く反映されていました。昔からフリースやダウンジャケットなど、アウトドア文脈のアイテムはありましたが、今年は例年以上の人気です。


屋内外で大活躍するライトダウン

屋内の肌寒さを想定したアウトドアの着こなしは、定期的な換気が求められる「新しい生活様式」に実際よく合います。特に「ライトダウン」と呼ばれる薄手のダウンジャケットは室内でも着られます。

前回は、オンオフどちらにも合わせやすいグレンチェック柄のステンカラーコートを紹介しました。これは流行りのスポーツミックスコーデを簡単にしてくれます。一方、今回紹介するライトダウンは、室内でも着られるアウトドア系アウターです。

人気のライトダウン、3つの型とは

自宅の中でも、カーディガンやセーターでは肌寒い時はありませんか。暖房を24時間つけっぱなしという家は多くはありません。そんなとき、屋内外どちらも着られるライトダウンが活躍します。実際、多くの人がユニクロのライトダウンを着た経験があると思います。

ライトダウンには主に3つの型があります。フードが付いた「パーカー型」、短い襟が立っている「スタンドカラー型」、そして、襟がない「ノーカラー型」です。

室内でも着られる今年注目の「インナーダウン」

このうち、襟がないノーカラー型を選ぶと、ライトダウンをセーター感覚で着られます。こうしたインナー感覚でダウンジャケットを身につける着こなしは「インナーダウン」と呼ばれています。

逆にパーカー型やスタンドカラー型のダウンジャケットは、たとえ薄手であったとしても外着を家で着ているよう見えます。この有り様が家族から「だらしない」と言われる原因でもあります。

インナーダウンを着る時の大原則

ただし、ノーカラー型のライトダウンの上には必ず着心地のよい上着を羽織りましょう。カジュアルジャケットでもOKですが、おすすめはワークシャツです。防寒性が高い秋冬のコーデュロイシャツをライトダウンの上に羽織るだけで、自宅内でもこなれた印象になります。また、この格好のまま近所に出かけることも可能です。

インナーダウンという言葉どおり、ライトダウンの上に上着を羽織ることで、この着こなしは完成します。この秋冬、自宅デートはインナーダウンを着こなして、スタイリッシュな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

写真:ユニクロのウルトラライトダウンコンパクトジャケット

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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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