40歳過ぎた男の顔にオススメの「ジェル洗顔料」

2022/11/10

男の身だしなみ20220527

男の顔についての名言がある。「男は40歳になったら自分の顔に責任を持たなくてはならない」はアメリカ16代大統領のリンカーンだった。故大宅壮一は「男の顔はその人の人生の履歴書そのものが刻まれる」と言った。

この言葉の延長が故藤本義一が書いた『女の顔は請求書』(1981年刊)となる。請求書は飲んだクラブの女性からではなく、「女性は化ける。どんなに不細工(原文ママ)でも化粧品や服装、アクセサリーなどで淑女に化けられる。それに費やした金額が反映される」ので請求書となったようだ。

1986年の男女雇用機会均等法施行で女性が社会進出する前の女性は着飾って美しく化粧していればいいといわれた時代のことだ。年を重ね刻まれた男の履歴書は書き換えられない、顔を手入れし清潔感を保持するのがいちばん。

1日の汚れを落とす手入れは洗顔だが、男性の顔は女性と比べるとやっかいだ。女性の2、3倍も皮脂が多いから脂性肌になりやすい、テカテカ顔やベタつき顔の多いのはまわりを見渡すと気がつくだろう。

ニキビの原因でもある皮脂をしっかり洗い流さないといけないし、皮膚の水分量は女性の30~50%しかないので乾燥しやすくかさつきやごわつきなどの肌トラブルが発生する。

この対策には洗顔が大切、発売されたばかりの洗顔料を使っている家人からコレをといわれたものを使ったら、泡洗顔料でなくジェル洗顔料だった。

写真は家人イチオシの「泥ジェル洗顔」というファンケル(0120・35・2222)の製品。チューブから出すと3種の泥を配合した黒いジェルが出てきてびっくり。顔や手を軽く濡らしジェルを伸ばして皮脂や汚れを絡めとるが、ジェルが黒から白に変わったら洗浄完了とわかりやすく、みずみずしくすべすべな肌のできあがり。

毛穴汚れ、小鼻のザラつき、雑菌などから皮膚を守ってくれる角質層の古くなったものまですっきり落としてくれ、保湿成分も含まれていて肌のうるおい状態を整えてくれる。120グラム(約60回分)入り税込1320円で防腐剤無添加。洗顔だけでなくマッサージ、パックの3WAYで使えるのが女性にはうれしい。

気に入って共用しているのが、無くなったら次買うのは私の番で2つ買い別々に使おうと決めている。

■執行雅臣(しぎょう・つねおみ)

ファッションジャーナリスト。福岡県出身。中央大学卒業後、文化出版局入社。『装苑』『ハイファッション』『MR・ハイファッション』などの編集長を経てフリーに。毎日の街歩き情報をブログameblo.jp/3819tune1224/)でつづっている。

  • はてなブックマークに追加

RECOMMEND

-AD-