男性は実は敏感肌、だから気をつけたい「マスク肌荒れ」対策

2020/09/22

50歳からのメンズ美容20200622/マスク肌荒れ

前回は、老けてみられないためのシワ対策でした。今回は、敏感肌やマスク肌荒れの対策について紹介します。

男性の5割がヒゲソリで敏感肌

ヒゲソリ後、肌に赤みがでて痒くなったり、乾燥して粉をふいたり、化粧品がピリピリしみることはありませんか? それは敏感肌かもしれません。肌のバリア機能が低下し、何でもない刺激にも反応してしまう状態です。

ある調査では、男性の約50%が敏感肌と自覚しているという結果が出ています。その原因は、毎日のヒゲソリや間違ったスキンケア、過度のストレス、寝不足などさまざまです。それらが肌のバリア機能を低下させ、赤みや痒みをまねきます。

50歳からのメンズ美容20200622/肌荒れ

肌のバリア機能とは、ウイルスや紫外線などの外部刺激からカラダを守ったり、水分が過剰に蒸発しないように守る働きのことで、全身の皮膚に備わっています。


スキンケア2つのポイント

スキンケアのポイントは2つあります。1つ目は、摩擦を避けること。洗顔時に肌をゴシゴシすり洗いしたり、化粧水や乳液をすり込むように塗ると、バリア機能は低下します。スキンケアの基本はソフトタッチ。女性の肌に触れるような手つきで、やさしく行いましょう。

2つ目は保湿。男性の肌は意外に乾燥しています。乾燥を放置するとバリア機能が低下するので、洗顔後は化粧水や乳液でうるおいを与えることが大切です。

敏感肌におすすめの化粧品は、第一三共ヘルスケアの男性用化粧品「ミノン メン」。洗顔料(税別1500円)、薬用化粧水(同1800円)、薬用乳液(同1800円)などがあり、ドラッグストアで購入できます。


マスク肌荒れ対策法

これからの季節は「マスク肌荒れ」に悩む人も出てきそうです。マスクの中は蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすい状態なので肌荒れすることがあります。

また、マスクの中は多湿で肌が潤うような感じですが、マスクを外すと一気に乾燥。その状態が続くとバリア機能が低下し、肌荒れしやすくなります。口の周りにかいた汗をこまめに拭いたり、洗顔後は化粧水や乳液などで保湿しましょう。痒みや湿疹などがひどい場合は、皮膚科を受診することも大事です。

上手にスキンケアして、健やかで美しい肌をキープしてください。

(紹介した製品価格は販売店により異なります)





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この記事のライター

木津利香

木津利香

メンズ美容家。1974年生まれ。独自の美容メソッドをもとに2004年から美容家として活動。セミナー実績は200件以上。中高年にも人気の「メンズ美容講座」をYouTubeで配信中。ホームページは『https://www.kizzrica.com/』(「メンズ美容講座」で検索)。


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