コロナ第2波に備える食薬習慣5〜食材に迷った時にどちらを選ぶか?

2020/07/10 免疫力向上
大久保-愛

コロナ第2波に備える食薬講座の5回目は、まとめと食薬活用法です。これまで食事の基本、控えたほうが良い食材、免疫アップに役立つ栄養素と免疫力を強化する方法、そして対症療法的に起きてしまった炎症を抑える食材について紹介してきました。そこで、これまでご紹介した食材をどんなふうに取り入れたら効果的か整理しながら解説していきます。

免疫力を鍛える「食薬4カ条」

(1)胃腸の調子が良くなる食事を意識することが大切

消化を助ける食薬=大根、カブ、モロヘイヤ、オクラ、キャベツ、昆布、山芋、納豆、キムチ、みそ

消化を助ける食薬

(2)健康維持にマイナスに働く食材を控える

マイナスに働く食材=ハンバーガー、サンドイッチ、ウインナーなど加工肉、菓子パン、ケーキ、ピザ、ラーメン、パスタなどの麺類、クッキー、ケーキ、氷入りドリンク、甘い飲み物、アイスクリーム、フライドポテト、からあげ、冷凍食品、レトルト食品

(3)免疫アップにつながるビタミンD、ビタミンA、亜鉛、セレンを含む食材を取り入れる

免疫アップにつながる食薬=(魚介類)イワシ、サケ、イクラ、タラコ、サンマ、シラス、カツ、アジ、ブリ、ウナギ、牡蠣、ホタテ、シシャモ、ホッケホタルイカ▽(野菜)ニンジン、ホウレンソウ、春菊▽(肉類)卵、レバー、牛肉、ラム肉▽(キノコ、豆類ほか)きくらげ、シイタケ、高野豆腐、納豆、粒マスタード、ピーナツ

免疫アップにつながる食薬

シイタケ

(4)体調を崩しそうなときには、炎症を抑えるスパイス、薬味、ハーブを増やすようにする

炎症を抑える食薬=シナモン、シソ、ショウガ、ニンニク、バジル、ネギ、ニラ、唐辛子、わさび、みょうが、サンショウ、クローブ、オレガノ、ペパーミント、タイム、セージ、レモンバーム、ラベンダー、カレーパウダー、エキナセア

炎症を抑える食薬

二者択一での食薬の取り入れ方

食事については、毎日選択の連続だと思います。そこで、二択形式で紹介していこうと思います。

【朝食】

パンかお米なら、「お米」。コーンスープかみそ汁なら、「みそ汁」。ポテトサラダとキャベツのサラダなら、「キャベツのサラダ」を選ぶ。

【ランチ】

パスタランチか定食なら、「定食」。唐揚げか豚のショウガ焼きなら、「豚のショウガ焼き」。サンドイッチとおにぎりなら、「おにぎり」を選ぶ。

【食後】

ホットコーヒーかアイスコーヒーなら、「ホットコーヒー」。氷入りのお水か温かいお茶なら、「温かいお茶」を飲む。

【夕食】

フライドポテトかホタルイカの沖漬けなら、「ホタルイカの沖漬け」。グリルソーセージか焼き鳥盛り合わせなら、「焼き鳥盛り合わせ」を選ぼう。

【おまけ】

体調を崩しそうなときにショウガ、ニラ、ネギ、バジル、サンショウ、ミョウガ、ニンニク、ワサビ、カレーパウダーなど、いつも食べている豆腐や納豆や大根おろしなどにたっぷり乗せたり、みそ汁に入れたりして取り入れたりするのがおすすめです。

毎日の食事の積み重ねが丈夫な体を作っています。できることから取り入れてみましょうね。

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この記事の監修者

大久保 愛

大久保 愛

1985年生まれ、秋田の山で薬草を採りながら育つ。2008年昭和大学薬学部卒業。「アイカ製薬」代表取締役。薬剤師/薬膳料理家。漢方専門家として商品開発や企業コンサルティングに携わる。近著『1週間に1つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、発売1カ月で7万部超のベストセラーに。