ご用心!硬い体は老化を早める

2020/12/21 ダイエット痩身

モテる体をつくる20201209/写真③

年齢を重ねてくると、「前屈動作がしにくい」「腰をそりにくい」「腕が上がらない」「肩がカチカチに硬くなってしまった」など、ちょっとした体の不調を感じる人が増えてきます。



体の硬さが老化を早める

その要因の一つとして、体が硬くなってしまうことが挙げられます。「これは年のせいだから仕方がない」などと安易に放置してはいけません。想像以上に大きなマイナス面があり、老化を早めてしまいます。

実は若々しさを維持するカギは“体の柔らかさ”にあります。そこで今回はアラフィフから始める、柔らかい体づくりについて考えてみます。

なぜ体は硬くなるのか?

そもそも、なぜ体は硬くなるのでしょうか。関節は骨同士をつなぐ部分であり、日々繰り返し使われることで動きが滑らかになり、可動域も広く維持されています。しかし、加齢とともに運動量が減り、関節がさほど使われなくなると、可動域は狭くなっていきます。女性の場合は女性ホルモン分泌の減少により、さらに関節が硬くなります。

すると、当然ですが関節に付随する筋肉も同様に柔軟性が落ち、血流も悪くなります。結果として、その部分はあまり使われずに他部位の筋肉を酷使することになり、使いすぎの筋肉に炎症が起こります。

筋肉のコリ「硬結」

この炎症がある程度治まると、「硬結」という筋肉のコリが残ります。これも関節を硬くする一因で、姿勢が崩れ、転倒や骨折などを起こしやすくします。また、体が硬くなって関節が偏って使われると、膝や腰などに負担がかかって痛みが出たり、脊柱管狭窄症や椎間板症などを引き起こす原因にもなります。その結果、老化がどんどん進むことになるわけです。このような点からも、日々の生活にストレッチを取り入れていくことは重要なのです。

PNF ネックストレッチのやり方

それでは艶男(ツヤダン)式ストレッチ編、1つめの「PNF ネックストレッチ」を始めます。まずは床に膝を付き、両手を後頭部へ当てた姿勢になります。

モテる体をつくる20201209/写真①

そこから下を向くように、首筋を軽くストレッチします。

モテる体をつくる20201209/写真②

次に抱えている手で、頭に抵抗をかけるようにホールドしながら、首に少し力を入れ真上を向いていきます。

モテる体をつくる20201209/写真③モテる体をつくる20201209/写真④

 抵抗を5秒間くらい与えたら、力を抜きながら②の姿勢まで首にストレッチをかけていきます。この動作を3〜5セット行いましょう。

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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。

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