あの日失った自分を取り戻す方法とは

2020/06/23 男性更年期障害

虫取りに熱中した少年時代

虫取りに熱中した少年時代。仲間と語り明かした大学時代。誰しも、まぶしい記憶の日々があるはずでしょう。


しかし、大人になることと引き換えに、誰もが大切なものを見失ってしまいます。コロナ禍により、やむを得ず自分らしさを失ってしまった人も少なくないと思います。


世の中は少しずつ動き出しました。ここからもう一度人生のロマンを追いかけてみましょう。



なぜ自分を失ってしまったのか?


「自分らしさを失ってしまった理由」は人それぞれです。


「自分の適正とは違う仕事についてしまった」「仕事の人間関係で『自分』を殺してしまった」「転勤で人間関係が根こそぎ引きはがされた」「結婚生活や子育てに追われてしまった」「お金が稼げずに自分らしさがなくなった」「年老いた」など。あなたも、この中のどれかにあてはまるのではないでしょうか。


多くの高齢者が語る「人生の最も大きな後悔」は「やりたいのにやらなかったこと」だといいます。


人生の最期にそうならないように、何とか自分を取り戻し、悔いのない人生を歩きたいものです。



初期衝動を殺していないか?


「夜遊びしたい」「デートしたい」「旅行したい」「車買いたい」「副業したい」。「…でも○○だからやめておこう」。


9割の人がそうやって初期衝動を殺します


それが「自制心のある立派な大人になる」ということでもある。あなたの生活は初期衝動殺し=自制によって支えられているのです。


だが、プライベートでもそれが続くと何のための人生だか分からなくなるのではないでしょうか。


仕事のため、家族のため、世間体のため、効率のため、貯蓄のため…。
そうしたことの“ため”に「やりたい」を放棄して「やらされ感」に満ちた24時間を過ごす。それが本当に幸せな人生と言えるのか、一度考えてみてください。



初期衝動DAYを作ってみる


次の休日はぜひ、「衝動DAY」にしてみましょう。衝動DAYとは「自分の心に起こった衝動だけで24時間を埋める休日」のことです。


海が見たい!温泉入りたい!ビール飲みたい!映画見たい!服欲しい!マッサージ行きたい!ゴルフしたい!とにかく「初期衝動絶対の精神」で、やりたいことに向けて動いてみましょう。そうすると丸1日、自分に嘘をつかずに行動できるはずです。


少年時代の夏休み、あるいは青春時代の休日のような時の流れを感じることができるでしょう。


こうすることで脳内に快楽物質のドーパミンが分泌され、心も体も若返り、自己肯定感が高まります。そして、次の休日が心から楽しみになるはずです。



「何をしたいのかわからない病」からの解放


講演会などで「今、魂を込めてやってみたいことは何ですか?」と聞くと、7割が「分かりません」と答えます。これが日本の実態です。


人生を賭けたロマンを語る人は10人に1人もいない。


しかし、そこまで会社や社会に飼い慣らされる理由はどこにもありません。自分を取り戻しましょう。初期衝動を大切にすると自分の心が見えてきます。


悔いのない人生を今からでも取り戻すことはできるのです。

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