もう「嫌いなこと」はやめなさい

2020/07/16 男性更年期障害

男性力アップ術2020年7月17日

あなたは1日に「何秒間」好きなことができているだろうか? 一度きりの人生、健康と若さ、そして色気を保ち続けるためにも、もう「嫌いなこと」はやめてしまおう!


あなたは1日に「何秒間」好きなことができている?

 私たちはいつも「やらなければいけないこと」に縛られている。働き盛りの時には、「心の底からやりたいこと」に接する時間は1日のうちで1時間もない。


できるなら「大好きな仕事」に向き合い、プライベートの時間も好きなことをして過ごしたいーそれが全国民の本音のはずだ。


しかし、私たち日本人の幸福度はきわめて低い。一方、私たちよりも経済的に恵まれてはいないはずの国の原住民や、南の島の漁師たちはなぜあんなに輝いているのか?


彼らの底抜けの笑顔を見ると、私たち日本人は、わざわざ無駄なものを熱に浮かされたまま手に入れ、不必要な重荷を背負い、自ら疲弊しているように思える。



好きなことをしている人はいつまでも若くて色気がある

誰もが仕事に無理やり意味を見いだし、「好きになろう」と無理に努力している。そうしないと「生きる意味」がわからなくなるからだ。 


もちろん、そうやって自分に嘘をつくことが大人になるということでもある。しかし、世の中には大好きで得意なことをやって自由に生きている人々もいる。


彼らはみんなイキイキとして色気があり、年齢のわりには若く見え、異性からもモテる。


彼らのようになるにはどうすればいいのか。それは1日のうちで「やりたくないこと」を減らすことだ。そうすれば彼らに近づくことはできる。


嫌いなことにエネルギーを使うと「生命力」が落ちる


例えば、嫌いな仕事を毎日イヤイヤやったとする。それを何年も続けた結果、どうなるか? 「灰色の不快記憶」が累積し、仕事がますます嫌いなる。


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人生の大半を占める仕事を嫌いになるということは、人生も自分も嫌いになるということだ。そして、人生を後悔することになる。


「好きでもない仕事」は成果も出ないので、常に注意され、給料も上がらない。出世もできない。最終的には、自分の未来まで憂うことになる。


しかも、この灰色の状態が顔つきや物腰、会話、健康などすべての面に大きく影響してくる。


まだ「嫌いなこと」を続けますか?

嫌な仕事で未来を夢見ることもできないが、家族のために頑張るしかない――。


そんな奴隷状態が人生を台無しにする。


それとは真逆に、好きな仕事をやれば、脳内にドーパミンなどの快楽物質が分泌され、疲れ知らずで、どんどん成果も出る。未来への希望も得られる。


まずは、嫌なことをやめて好きなことをやろう。最低限食えていければ幸せなのである。そこには必ず笑顔が生まれる。


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嫌いな仕事を続ければ、全方位型にマイナスができてしまう。今の人生に迷っているなら、腹を割って家族に話してみるべきだ。意外に妻は「あなたが一番笑顔になれる働き方でいいのよ」と味方してくれるかもしれない。


会社や社会や常識の洗脳に自分を閉じ込めてはダメ。「もう嫌なことはやめなさい」。それが「新しい人生様式」の常識なのだ。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。

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